■次に放送された番組ではカジサックの“陰口大会”に……
次に放送された『粗品ゲーム』では芸人36名が集結し、「粗品による粗品がルールの究極お笑いゲーム」を実施。ファーストステージでは粗品のYouTube企画「1人賛否」をクイズ化し、芸能人の「賛否」に関する大喜利問題が出題された。
出題された人物について粗品が「賛」を述べるVTRが流れ、「ただぁ~」のフレーズ以降はクイズの参加芸人たちが早押しで「否」を述べるルール。その回答が“正解”となるかどうかは、粗品を納得させられるかどうかにかかっていた。
序盤はチョコレートプラネット・長田庄平(44)やきしたかの・高野正成(35)など、スタジオにいる芸人がクイズの対象に。しかし中盤ではカジサックがお題に挙がり、粗品はVTRで“吉本芸人で本格的にYouTubeを始めたパイオニア”などと褒め称えていた。
しかしクイズの参加芸人たちによる回答は、実質的に“陰口大会”となった。
チョコレートプラネット・松尾駿(41)は、「キングコングで面白いと思ったこと、1度もないなぁ!」と回答。続く令和ロマン・髙比良くるま(29)は「YouTubeの取り巻きのスタッフの笑い声の音圧、反社すぎる!」と述べ、ガクテンソク・奥田修二(42)は「祇園花月でやったYouTubeのファンイベントのエンディングで娘を躍らすだけの時間、あれ何?」と批判した。
マシンガンズ・西堀亮(49)も「アイツ笑ってるとぶん殴りたくなる」と答え、芸人たちによる辛口回答は次々と“正解”の判定が下されたのだった。その後はスタジオにお笑いコンビ・TKOが登場したが、本人を目の前にした“袋叩き”のような展開が繰り広げられた。
いっぽうカジサックは「27時間テレビ」終了後に、自らのYouTubeチャンネルを更新。番組内でイジられたことについて言及し、「あんなもん愛でしかないのよ」とポジティブに受け止めていたが――。
地上波で見かける機会が減った宮迫やカジサックの名前を持ち出し、地上波でネタにした粗品。一部視聴者からはSNSで、《さんまさんの前でアンチ宮迫言える粗品最高だな》《粗品ゲーム最高やったー! 来年もレベルアップしてやりましょう》と好意的な声も。
しかし番組を盛り上げるためとはいえ、本人たちが不在の場で貶めるようなイジりには批判的な声が上がっている。
《老害発言もどうかと思ったけど野性爆弾川島が脳味噌と目玉だけのグロい標本みたいな小道具持ってきて「これ未来の宮迫w」ってネタにして粗品がそれ足蹴にしてたのマジで引いた 深夜とはいえ陰湿ないじめすぎるしネタとしても全く笑えない》
《これをイジリネタと思ってる? ただの弱い物いじめと思うけどな。 最近の若い世代には見習って欲しくない。 子供の教育に非常に悪い》
《粗品クイズの録画見てるけど、いない人のことを言うのはただの陰口、それを複数で行うとなれば、いじめと同じ構造だよね カジサック好きでもなんでもないけど流石に可哀想だったな》