「不倫疑惑や、長男連れ去り事件の影響もあるのでしょうか。福原愛さん(35)は東京五輪ではフジテレビ系の卓球中継番組にコメンテーターとして生出演しましたが、パリ五輪では国内メディアでの出演はありませんでした」(スポーツ紙記者)
とはいえ、福原自身は卓球界に未練はあるようだ。中国のSNS「ウェイボー」で日本人選手のプレーについて解説したり、8月4日に配信された「デイリースポーツ」の記事でも、
《早田選手があそこまで戦えたことに、五輪は気力の部分が大事だということをあらためて感じました》などとコメントしたりしている。
「ただパリ五輪では、石川佳純さん(31)がフジテレビのスペシャルキャスターとして現地取材をしており、評価がうなぎ上りです。事前取材にも熱心で、インタビューにも『アナウンサーみたい』といった声が上がっています。今後も石川さんの起用が増え、その分、福原さんへのオファーは減っていくと思われます」(スポーツ紙記者)
そのような厳しい状況のなかで福原が継続していたのが、母校の系列に当たる青森大学の客員准教授職だ。福原は2021年11月に同職に就任、1年半後の2023年6月に初講義をおこなっている。そして今年6月にも、1年ぶりに教壇に立ったというのだ。
青森大学の広報担当者は本誌の取材に次のように語った。
「今年6月に、青森のキャンパスで講義を持ちました。本大学の『じょっぱり経済学』(全15回)のうちの1コマで、過去の五輪出場の経緯などについて講義しました。
履修している学生たち約200人のほとんどが(福原客員准教授の)講義に出席しました。元選手ならではの目線の講義で、学生たちにも好評でした」
講義テーマは「私とオリンピック」だったという。
昨年の講義では学生たちに「具体的に自分がなりたい姿を想像し、計画を立てることが大切」と語っていたという福原。今年もアツい講義になったようだが、地元紙も含め、ほとんど報じられていない。
いま福原は、どんな“なりたい姿”を想像しているのだろうか。