木村拓哉 筒井道隆から“主役辞退”の直言…視聴率1桁低迷で求められる「方向転換」
画像を見る 93年10月期の「月9」で平均視聴率は27%、最高31.9%を記録した「あすなろ白書」

 

■前回の「あすなろ同好会」の幹事は拓哉

 

石田は今年6月、同じく『ぽかぽか』に出演した際、“あすなろ同窓会”の存在を告白していた。

 

「数年、開催されてないんですけど、『あすなろ会』というのがあって、5人で集まってるんです。ずっと会いたいね、会いたいねというのがあって。5人はなかなか予定が合わないので……。最後に開催したのはコロナ前なんです。それは全部、木村くんがセッティングしてくれました。お店も予約してくれました」

 

木村が幹事を務めた最後の“あすなろ同窓会”は6年前の’18年だった。前出の制作関係者は言う。

 

「5人とも忙しすぎて、疎遠な時期もあったようですが、西島さんが’16年に『SMAP×SMAP』に出演した際、木村さんと連絡先を交換したと聞きました。それを機に5人のスケジュールをなんとか調整した“同窓会”会場にいちばん乗りだったのは、木村さんだったそうです。“あすなろ会”では当時の思い出話に花を咲かせた後、近況報告がおこなわれ、おのおのの出演作を語り合っているといいます」

 

前出のフジテレビ関係者は言う。

 

「『あすなろ会』の5人はいまも役者として引っ張りだこです。特に西島さんは主演作『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、昨春にはハリウッドの大手エージェンシー『CAA』と契約するなど、国際派俳優として活躍しています。そんな西島さんでも、主演にはこだわっていません。

 

一方で、木村さんは’96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)以降、出演作のほとんどすべては主演です。高額な制作費を投じ、“高視聴率俳優”として時代を彩ってきましたが、近年の主演作は視聴率も1桁となり、局側には方向転換を求める声もあります」

 

昨年、織田裕二(56)が助演としてドラマ『シッコウ!!』(テレビ朝日系)に出演するなど大物俳優が脇に回ることが増えた。

 

「そうした背景もあり、筒井さんは木村さんが主演以外に挑戦することで、さらに役者として飛躍できると確信しているのでしょう。今回、石田さんと出演した番組であえて発言することで、“言いたいことがあるなら、同窓会でまた語り合おう”と提案しているのでは……」(前出・フジテレビ関係者)

 

冒頭の『ぽかぽか』出演直前、石田は筒井とのトーク共演を木村にLINEで伝えたところ、《アイツ、大丈夫なのかな?》との返信があったという。青春時代、自宅で朝まで飲み明かした30年来の盟友からの同窓会開催“挑発”に幹事・木村はどう動くのか――。

 

次ページ >【写真あり】ファミレスで絶賛された木村拓哉の“気遣い”

関連カテゴリー: