本人のInstagramアカウントより 画像を見る

《この度、舞台「ある日の通り雨と共に」につきまして、関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました》

 

9月20日、前山剛久(33)が出演する予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』の中止を主催者が発表した。前山も自身のInstagramで主催者の声明をアップし、《舞台「ある日の通り雨と共に」、公演中止のお知らせです。安全を期すため、今回の決断に至りました。公演を楽しみに待たれていた方々、このような残念な形になってしまい、大変申し訳ありません》と綴った。

 

「前山さんは’21年12月に元交際相手の神田沙也加さん(享年35)が急逝。その直後に沙也加さんへの罵倒疑惑や二股疑惑が『文春オンライン』によって報じられ、沙也加さんのファンを中心に非難の声が殺到することに。すると’22年1月に心身の不調を理由に芸能活動を休止し、同年6月に所属事務所を退所しました。

 

表舞台を去っていた前山さんですが、今年2月にInstagramを突然開設。そして8月末に『週刊女性PRIME』のインタビューで芸能活動を再開する意向を示し、波紋を呼びました。『ある日の通り雨と共に』への出演が発表されたのは、その最中のことでした」(芸能関係者)

 

前山にとって約3年ぶりの復帰作となる予定だった『ある日の通り雨と共に』。舞台の公式サイトの「あらすじ」によれば、令和の元号が間もなく変わる日本でドクターロボットが普及する医療現場を舞台に、恋人を診察する精神科医の葛藤を描くヒューマンドラマだという。ところが、上演の告知当初から”異常事態”が相次いでいた。

 

「9月8日に情報が解禁され、前山さんも自身のInstagramで出演を発表し、《今の自分に出来る精一杯の力を今作に注ぎ込んで、素晴らしい作品を届けられたらと思います》と意気込んでいました。役柄すら明らかになっていない状態でしたが、すぐさまネットで『どういった考えでキャスティングしているのか』など前山さんの起用を疑問視する批判が殺到してしまったのです。

 

またInstagramに掲載されたあらすじの末尾には《~「やさしさ」とはなんですか?~》という文言がありました。一見何気ないフレーズですが、『週刊女性PRIME』のインタビュー記事で、前山さんは二股疑惑は否定したものの沙也加さんへの“罵倒疑惑”を事実と認めていました。一方で、『墓前で手を合わせたい』と関係者に連絡を呼びかけていたことが、 “思いやりに欠ける””身勝手”とファンの怒りを買っていたため、このフレーズが“ミスマッチ”だと感じた人も多かったようです」(前出・芸能関係者)

 

本誌は9日、舞台の主催者側に前山を起用した経緯や意図、前山の役柄などについて問い合わせたが、期日までに回答はなかった。そこで12日に改めて取材したところ、同日午後に担当者は「諸々検討しておりましたが、様々な状況を鑑みて、頂戴したお問い合わせ内容につきましては回答を控えさせていただきたく存じます。お待たせしたにも関わらず恐縮ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです」と、ノーコメントだった。厳しい世間の反応に主催者側も頭を悩ませていたのかもしれない。

 

さらに今月13日、キャストに名を連ねていた高橋彩香(22)と湯田陽花(23)が出演を辞退することに。彼女たちの所属事務所は、公式Xアカウントで辞退の理由は明かさず、《弊社所属タレントの舞台、イベント、各種芸能案件の出演・辞退につきまして、事務所の決定によるもので所属タレントの判断ではございません》と綴っていた。

 

当初から“異常事態”の連続だった『ある日の通り雨と共に』。前山の俳優復帰のハードルは高そうだ。

 

次ページ >【写真あり】前山が報告した“俳優復帰舞台の中止”

出典元:

WEB女性自身

関連カテゴリー: