(大谷雅恵のInstagramより) 画像を見る

10月12日、メロン記念日のメンバーだった大谷雅恵(42)がSNSで“タトゥー”について持論を展開。ネットでは、賛否さまざまな反応が寄せられている。

 

ハロー!プロジェクトのアイドルグループで、モーニング娘。の妹分グループ・メロン記念日に所属していた大谷。2020年の年末から約半年間にわたって生活保護を受け、自己破産したことを明かしたことが注目を集めていた。23年4月に大手ネイルサロンに正社員として入社したが、その後退職し新たな仕事に就くと報告していた。

 

そんな大谷は、12日にInstagramで《そろそろ日本でのタトゥーに対する偏見なくしていい時代だと思います》と切り出すと、こう続けた。

 

《入れたくない人はそれでいいし入れる人には強い意志があって入れてるはずなんだ。私の二の腕には自分でデザインしたクマのウィルバーが居ます。他にもあるしお仕事に差し支えること多々あるので隠せば大丈夫なお仕事しか出来ないです。現在は》

 

さらに大谷は《タトゥーでその人のイメージ壊れましたっていうのは本当にその人の事をまだ知らなかっただけだと思う。好きな人の好きなことを受け入れてあげれるって素敵なことだと思います》と述べ、《#もっと世界を見て》というハッシュタグで投稿を結んだ。

 

「日本でもタトゥーへの偏見をなくしていい」という大谷に対して、コメント欄には《正解》《アートとかファッションの分野で急速に発展してる気がします 認知される日も遠くない気しますけどねぇ》《タトゥーに親殺されたんかってくらい異常にタトゥー嫌悪するやついるけどあれなんなんだろうね、ただのファッションに対してあそこまで偏見持てるの逆にすごいわ》と賛同する声が。一方で、ネット上では否定的な意見もあがった。

 

《タトゥーを入れている人たちが偏見をなくそうと訴えている間は難しいかと。なぜなら、タトゥーを入れている人の一部に、周囲を威圧して暮らしている人や、暴力的な人がいるので、偏見ではなく事実だからです。タトゥーを入れている人たちが怖いと思われる暮らしをやめ、入れていない人たちから声が上がらない限り、日本では受け入れられないと思います》
《人となりを知った後にその人にタトゥーが入っていても恐らく偏見は無く接するかと思います。ただやっぱり大浴場とかスポーツクラブとかのロッカーで見ず知らずの人がタトゥーなのか入れ墨なのかはわかりませんが身体に入っていたら身構えるのは当然とも思っていただきたいですね》
《タトゥーは病気などの治療で必要なわけでもなく生まれつきのものでもなく、本人の自由で入れるものですよね。それで偏見だと言われても『そういうふうに見られるのも込みで 覚悟して入れてるんじゃないの?』というのが正直な気持ちです》

 

「アメリカでも元々はタトゥーに対して否定的な見方がありましたが、ここ20年ほどでかなり受け入れられてきているようです。’23年のピュー・リサーチ・センターの調査によると米国の成人の約3人に1人がタトゥーを入れているそう。また、タトゥーを入れていない人の29%が、タトゥーが入っている人に対して“良い印象よりも悪い印象を受ける”と答えていますが、タトゥーを入れていない成人の66%は、他の人のタトゥーを見ても、“その人に対して良い印象も悪い印象も受けない”と回答しており、タトゥーがある程度社会に受け入れられていることを象徴しています。

 

実際、米国ディズニーは’21年に一定のルールの下で従業員がタトゥーを入れることを認可。’22年には、人材確保のため陸軍がタトゥーについての禁止規定を緩和するなどしています。とはいえ、金融など一部の業界では、見える部分へのタトゥーが避けられるという傾向は続いているようです。

 

日本におけるタトゥーへの忌避感は若者の間では薄まっているものの、タトゥーを純粋におしゃれとして楽しんでいる人の割合は米国に比べまだまだ少ないです。そのため、ネガティブなイメージが強いのは仕方ないでしょう。米国のようにタトゥー人口が増えればこの印象は変化していくかもしれませんが、時間がかかりそうです」(ファッション関係者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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