■「いじめにあったり残念ながら楽しいって思えない中学生活でした」
ティーンモデルとして華々しく脚光を浴びることとなったニコル。しかし、カメラの外で待っていたのは心無い言動の数々だった。
「中学校に上がると、学校で『あいつ、モデルやってるらしいよ』と目をつけられイジメられるように。写真に画鋲が刺されたり、理科室のテーブルに『藤田ニコル死ね』と彫られたこともあるそうです。また高校2年生までモデルとして芽が出なかったため、学校では『あれがモデルかよ』と陰口を叩かれることもあったと明かしています」(前出・芸能関係者)
’16年の高校卒業時、Instagramに《私は中学は不登校気味で学校に溶け込めずいじめにあったり残念ながら楽しいって思えない中学生活でした》《芸能をやってるからもちろん周りからの陰口は卒業式の今日まであったりしたし》と赤裸々に綴っていたニコル。しかし、苦しい日々の支えとなったのは、ファンの存在だったという。
「ニコルさんは『ファンがいてくれたからここまで乗り越えられてきた』といいます。その中でも“ななみん”というファンの存在は大きい。ななみんさんはニコルさんの熱心なファンで、ニコルさんが売れない時からイベントの際、最前列でエールを送っていました。自宅の部屋にニコルさんのグッズを並べ、SNSでニコルさんからもらった返事をコピーして飾るほどでした。
ところがニコルさんのイベントに参加した2日後に持病で、15歳の若さで亡くなりました。ニコルさんは『憧れの芸能人として私を選んでくれてありがとう』というななみんさんへの感謝の気持ちを抱え、今も仕事に取り組んでいるそうです」(前出・芸能関係者)
親子で壮絶な幼少期を乗り越え、愛溢れる結婚式を迎えることができたニコル。今後は、パートナーの力も合わせて、幸せな人生を築いていくだろう。