1月13日、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(31)がYouTubeチャンネルの企画で、昨年末から女性トラブルが報じられている元SMAPの中居正広(52)に“忠告”を与えた。
昨年12月19日発売の「女性セブン」などで、’23年6月に参加した会食後に女性との間でトラブルが起こり、解決金として約9000万円を支払っていたことが報じられた中居。1月9日に、自身の公式サイト上で《双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です》などとして騒動を謝罪し、《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動においても支障なく続けられることになりました》とも記している。
そんな今回の騒動を、自身のYouTubeの企画「1人賛否」で取り上げた粗品。これは1週間で主にネット上で起こったニュースに対し、一人で賛否の意見を述べるという人気企画だ。
粗品は一連の週刊誌報道や中居の声明を紹介した上で、ネットで様々な憶測が広がっていること、トラブルが中居の出演番組にも影響を与えている現状などを整理。そして、「事実は2個ちゃう?中居くんと女性でトラブルがあったこと。これが事実。もう一個は、それがもう解決していること」と要点を絞った。
中居とは共演歴があり、過去にはともに麻雀を打ったこともある仲だという粗品は、「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになってるんで、もし共演するとかなったら、よろしくお願いします」と画面に向かってお辞儀して賛パートを締めくくった。ところが、お決まりの「ただぁ!」というフレーズでトーンを一変させ、
「な~んか嫌!」
「確定してる情報だけでもなんか嫌!不快感が強烈にあるとか、怒りが湧いてくるとか全くないですよ。なんか嫌やねん。『トラブルあったことは事実です』って、トラブルあった時点でなんか嫌!そらそうやろ、スターやってんもん中居くん」
と言い放ったのだ。
そして、中居の“今後”について、こうも忠告する。
「トラブルあったんやったら、もうあんた、芸人をスカすMCできひんで?『今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました』。そらええよ? スポンサーとの合意があって、テレビにまた出られるようになる。どっかでバラエティで共演するかも知らんけど、もう今までみたいな芸人スカしMCテクニックできひんで?あんたえらい、そっちでいってたけど。気になるもんトラブルのことが。イジられる覚悟しといてや?もし復帰したら……スカすなよ?芸人のこと下に見て」
今回の動画はあくまでも「コント」と前置きしていた粗品は、中居の騒動をひとしきり取り上げた後も、「あ、僕の意見ないんでこれ」ととぼけた様子。とはいえ、動画やネットニュースのコメント欄では忖度なく中居の騒動を取り上げ、復帰後の活動にも釘を刺した粗品に対し、称賛の声が上がっている。
《なんか嫌〜〜〜〜で自分が思ってた事全部代弁してくれてなんかスッキリした》
《煮え切らないテレビ報道みてるより こっちの方が腑に落ちる》
《中居は触れられないと思ってたから嬉しい》
《粗品の発言はどうかと思う事多いけど、この発言は的を得てそのままな気はするかな 中居から良くしてもらった芸人ばかりじゃないと思うので、直接関わりない芸人からすれば、こう思うのもあるでしょう》
《厳しいけど粗品の指摘はもっとも。中居はこれで持ち味を失ってしまったね》
テレビ局関係者もいう。
「今後テレビ各局が中居さんサイドに聞き取り調査を行うと報じられており、彼のテレビ復帰についてはその結果をもって、スポンサーと協議の上判断がくだされることでしょう。ただ、もし仮にMCとして復帰できたとして、粗品さんが言うように、トラブルを認めてしまっていますし、今までと同じようなスタンスでMCをすることはまず難しいでしょうね」
重い十字架を背負った中居が果たしてどうするのか。