中居正広 大迷惑かけた“弟”香取慎吾の電話にも出ず…都内で過ごす「寂しい隠遁生活」
画像を見る デビュー当初の初々しい頃のSMAPの面々

 

■SMAP解散後も、中居は節目には香取に連絡を

 

もともと中居はSMAPのリーダーとして、最年少・香取の“教育係”を務めていた。

 

「結成時の’88年は香取さんはまだ11歳。当時、グループの連絡係を任されていましたが、そのフォロー役が中居さんでした。香取さんから連絡が来ると“大丈夫か?”“起きられるか?”と声をかけ、“朝起きたらまず電話して”と香取さんが自発的に動けるよう促していました。香取さんが遅刻すると翌週は自宅に泊めることも。現場での挨拶や礼儀も教え休日も一緒に買い物へ行く“兄弟”のような関係でした」(制作関係者)

 

香取が仕事で行き詰まると、中居は救いの手を差し伸べた。

 

「香取さんは’04年の大河ドラマ『新選組!』で主演を務めましたが、多大な重圧と慣れない撮影環境で精神的に参ってしまった時期が。それをフォローしたのが中居さんです。『SMAP×SMAP』収録の合間に香取さんの話し相手になり、彼がまだ話し足りないときは、さらに電話をしたといいます。

 

中居さんは自分のプライベートを基本的に話しませんが、がん闘病中のお父さんが亡くなる前には香取さんがお見舞いに訪れていました。まさに中居さんにとって香取さんは“弟”ともいえる特別な存在でした」(前出・制作関係者)

 

しかしSMAP解散後は2人の間にも距離ができ、連絡を取り合うことは以前より少なくなった。それでも中居は節目のときには必ず香取に連絡を入れていたという。

 

「’22年の秋、体調不良で中居さんが休養した際は、彼から香取さんに報告したそうです。常に気にかけてくれた“兄”中居さんの突然の休養は香取さんには驚きでした。そのため香取さんから積極的に連絡を取り、精神的に疲弊していた中居さんを支えたそうです」(前出・制作関係者)

 

翌年、復帰した中居は親しい仕事関係者に「慎吾は毎日LINEをくれた。それがとても心強かった。感謝しているし迷惑かけたくない」と話していたという。

 

だが、同年6月、中居は女性トラブルを起こす。示談するも昨年末の報道によって明るみに出た。

 

「香取さんは中居さんをとても心配して、近しい人には“電話したけどつながらなかった”と嘆いていたそうです」(前出・仕事関係者)

 

くしくも今年1月、『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した香取は「僕、フジテレビのドラマ11年ぶり。またこんなふうにテレビにいっぱい呼んでもらって急に忙しすぎて困ってる」と環境の激変ぶりを語っていたが……。前出の制作関係者は続ける。

 

「中居さんは自らのトラブルの影響で、広告主が相次いでフジの出稿を取りやめ、香取さんの11年ぶりのフジ主演作にも泥を塗ることになりました。

 

また、盟友の香取さんを初回ゲストに呼んだ『まつもtoなかい』は、MCを務めた松本人志さんと中居さんがともに自らの女性トラブル発覚により番組が終了。完全に“黒歴史”化しました。

 

引退決断には複数の要因があるとは思いますが、光が見えてきた“弟”に迷惑をかけ、再び窮地に追い込んでしまったことで“リーダーとして責任を取らなければ”と観念したのかもしれません」

 

中居の公式ファンサイトは2月19日をもって閉鎖される。彼の引退でSMAP再始動は幻と消えた。

 

次ページ >【写真あり】ゲッソリ痩せた様子の中居の帰国姿

関連カテゴリー: