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1月27日に行われた10時間超え会見から1週間が過ぎたが、フジテレビを取り巻く厳しい状況は依然続いている。

 

SMAP中居正広の女性トラブル報道によって、様々な疑惑が取り沙汰されているフジテレビ。12月26日発売の「週刊文春」では、女性トラブルの発端となった会食について、同局の幹部局員が当事者女性を誘ったとしていたが、1月28日に同誌は電子版で「女性は中居に誘われた」と訂正した上で、謝罪

 

週刊文春には批判が寄せられることとなったが、同誌はトラブルについて、女性は幹部局員が「セッティングしている会の“延長”と認識していた」と説明しており、問題の根幹は変わっていないとしている。

 

また、中居のトラブルとは別に、同局では接待に女性アナウンサーを同伴させるといった“上納文化”についても「週刊文春」をはじめ、様々なメディアが報道。2月1日には同局の元アナウンサーである長谷川豊氏が、堀江貴文氏のYouTubeチャンネルに出演し、自身の体験を明かしたうえで、“上納文化はある”と断言し、波紋が広がっている。

 

訂正により逆風が少しはおさまるかと思われたが、スポンサーによるCM撤退の流れはいまだ止まっておらず、第三者委員会の調査が終了するまで予断を許さない状況が続くと予想される。

 

そんななか、同局を代表するかつての“看板アナ”の発言が再燃している。それは“カトパン”の愛称で親しまれた加藤綾子アナ(39)が、同局を退社した翌年の17年7月10日放送の『クジパン』(フジテレビ系)に出演した際のこと。

 

超難関であるフジテレビの入社試験を振り返る流れになり、加藤は「『セクシーポーズ』をしてください」と面接官から要望されたことを述懐。そして、「どうしよう、どうしようと思って、私、何を血迷ったか、スカートの裾を上げたの……。スカートの裾を膝上まで上げて、エヘッとかやって」と困惑しながらも、応じたことを明かしていたのだ。

 

この話の後日談として、面接官側もまさかスカートをめくりあげると思っていなかったようで、会社が「セクハラとかで訴えられたら大変だから」という理由で、こうした要求が中止になったと、加藤は“笑い話”として語っていた。

 

当時は、面接官の無茶ぶりに応えた加藤の“肝っ玉ぶり”を表すものとして披露されていたこのエピソード。ただ今は、まだ第三者委員会の調査結果はでていないが、同局に数々の“上納疑惑”が持ち上がり、テレビ業界全体でこれまでの女性アナウンサーの扱いが問題視されている。

 

そのため、このときのエピソードが改めてSNS上で掘り起こされることとなり、X上では過去のこととはいえ、こんな反応が。

 

《ひどすぎる。絶句するレベル》
《セクハラそのものですね》
《悲しい会社》

 

会社全体としての“アップデート”が求められている。

 

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出典元:

WEB女性自身

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