「（会見後の反響は）よくわからないですけど、おおむねご理解いただけたのかなとは思います。まだ何か変わったわけではないですけど（国分本人は）気持ちの上でだいぶホッとしている感じは受けました」
本誌にそう語るのは、元TOKIO・国分太一（51）の代理人・菰田優弁護士だ。11月26日、国分は菰田弁護士と都内で緊急会見をおこなった。全国紙記者は言う。
「日本テレビは6月20日、国分氏にコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして『ザ！鉄腕！DASH!!』の降板を発表。局側はプライバシー保護を理由に問題行為の詳細を明かしていません。
そのため国分氏側は10月23日局の対応に瑕疵があったとして、日弁連に人権救済を申し立てました。局側から処分の根拠を知らされなかったため、関係各所に説明ができず、他局の番組の降板や広告契約企業からの契約解除など多大なる影響を受けたといいます。
会見の冒頭では代理人から、国分氏が直接被害者に謝罪できない現状ゆえ“迷惑をかけた関係者に謝罪の気持ちを伝え、自らの心境を述べたい”という意図で会見を設定した理由が説明されました」
国分は「心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と約7秒間、頭を下げた。
「被害者をはじめ『ザ！鉄腕！DASHH!!』関係者やスポンサー、TOKIOのメンバー、ファンらに改めて謝罪。“自分自身が置かれている状況や立場への自覚が足りなかった”と反省の弁を述べました。『数日間ですべてを失った』と涙ながらに語ったのです。
そして“日本テレビと対立する気持ちはない”としたうえで『答え合わせをさせていただき、事実を知り、本件と関係者にきちんと向き合いたいという気持ちから協議を続けてまいりましたが、こちらのお願いが何一つ叶わず、今日に至っています』と主張。
さらに『私は身動きが取れず世の中から取り残されてしまいました。こうした事態を少しでも前に進めようと人権救済申し立てという手段を選びました』と訴えたのです」（前出・全国紙記者）
