9月19日、東京・北区にある自宅マンションが火災に遭った林家ぺー(83)。
出火当時、妻の林家パー子(77)が自宅におり煙を吸って救急搬送。幸い大きなけがはなかったものの、約38平米の部屋は住むことができなくなり、他の住人が住む部屋にも被害が及んでしまった。
火災から数日後のペーに本誌が取材した際には、「 “終の棲家”というか、ずっと住むつもりだったし、老人ホームとかなんて考えたこともなかった。貯金? それがまるでナシ……。部屋に住み続けるなら、リフォームもしなければいけないのかな。でもお金はないし、どうすればいいのか……」と苦境を明かしていた。
夫婦揃ってのピンクの衣装やどこでも写真を撮りまくる芸風で知られるペー・パー子。昭和の時代から活躍する2人を救おうと、一門の林家たい平(60)はペーを支援するためにチャリティイベントを開催すると公式サイトで発表した。
「10月20日に浅草東洋館で『がんばれ!ペー・パー子 有志応援団の集い』の第1回目が行われ、松村邦洋、桂米助、神田茜、林家木久蔵らが出演予定。続いて11月4日にきゅりあん大ホールで行われる第2回は『大演芸大会』と銘打ち、岩崎宏美、テリー伊藤、戸田恵子といった大物も出演する予定だとか。同イベントに出演の林家木久蔵によれば、すでにチケットは完売しているそうです」(スポーツ紙記者)
本誌が取材したときにはパー子とは別居していると話していたペーに、改めて8日に話を聞いた。
――その後のご体調などはいかがでしょう?
「私はおかげさんで大丈夫! いろいろ心配かけさせちゃってごめんね。ただ、私自身も右往左往してて落ち着かない状況でね」
――いろいろ大変そうですね……
「やっぱり後始末が大変で。こういうのはみんな喧々諤々で……。私はのんきだからいいんだけど、いろいろ大変なのよ」
――パー子さんの様子は?
「ちょっと元気じゃないですね……。ただ数日前から一緒に暮らしているの。(仮住まいの)ホテル暮らしも長かったけどいい経験になったね。今暮らしている場所はシークレットなんだけどね」
――たい平さんがチャリティーイベントを用意してくれました
「これが大変なのよ、プレッシャーで。俺ごときになぜ、と内心困惑しているの。パー子も来る? どうしようかなって思ってるんだけど、たい平さんと相談してね。それにしてもえらい騒ぎになってるね。
これだけのすごいメンツが来てくれたらなんてしゃべればいいのか、そのプレッシャーで大変なのよ。たい平さんなんか、『(ペーは)ありがとうございました』だけでいいっていうけど(笑)」
最後に、「落ち着いたらまたゆっくり話します」と語ったペー。一日でも早く平穏な生活を取り戻してほしい。
画像ページ >【写真あり】外壁に、すすが残る林家ペーの自宅マンション(他1枚)
