■タレントやアーティストの政治的発言が炎上してしまう背景とは
今回の衆院選では、SNS上で真冬の衆院解散や現政権の在り方を批判するタレントやアーティストの投稿も注目を集めた。
なかには高市氏の一部支持者から、批判の書き込みが殺到した投稿も。例えば、俳優の野間口徹(52)が2月1日に《逃げてばっかりだ。すぐ忘れると思われてる。許せないよね》とXで呟いたことは、タイミング的に『日曜討論』(NHK)を欠席した高市氏への批判だと受け取ったユーザーも少なくなかった。
いったいなぜ、著名人による政治的発言は炎上につながりやすいのだろうか。
「一般社会において、タレントやアーティストに“政治的発言をしてほしくない”と望む風潮がまだ残っているように感じます。SNSを通じて自由に発言できる風潮は広がりつつありますが、著名人が政治的発言をしたら“なぜ、あなたが?”と反発を招くケースもしばしば。発言内容にもよりますが、日頃から政治的発言をしているタレントが炎上することはさほどありません。キャラクターによるのかもしれませんが、どんな人であっても政治的発言が自由にできる社会になってほしいと思います。
ただ、ワイドショーや情報番組が視聴者の気を引く目的で、あまり政治分野に詳しくないタレントを起用しているのは問題だと思います。求められて発言するのと自発的に発言するのでは意味が異なりますから、ワイドショーとSNSを同じ土俵に捉えてはいけないでしょう」
では、タレントやアーティストなどが政治的発言をする際に、求められることはどんなことだろうか。
「政治信条は人それぞれですが、一般人が思いつきで話すことに比べて、著名人であることからひと言ひと言の影響力は重くなります。自分で情報収集をして発信している人がほとんどだと思いますが、なかにはイメージだけで意見を発信している人も見かけます。著名人であることの影響力を考えて、正確な情報をインプットしてから発信することが大事でしょう」
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