香川照之と市川團子(写真:本誌写真部) 画像を見る

5月5日の東京・歌舞伎町。ゴールデンウイークの繁華街でタクシーから降りる男性が。市川團子(22)だ。この日、劇場・THEATER MILANO-Zaで上演される歌舞伎『獨道中五十三驛』で13もの役を務める。帽子やマスクは着用しておらず、人目を気にする様子はない。

 

その後、同作で共演する市川中車、つまり香川照之(60)も劇場に到着。父子でありながら対照的に、香川は深々と帽子をかぶりマスクで口元を隠していた。こどもの日にもかかわらず、2人の距離はかなり遠そうだーー。

 

香川と團子が所属する澤瀉屋が未曽有の事態に見舞われてから3年がたつ。’23年5月18日、香川の従弟である四代目市川猿之助(50)が両親とともに無理心中を図り、父・四代目市川段四郎さん(享年76)と母・延子さん(享年75)が亡くなった。

 

「猿之助さんは澤瀉屋をけん引する立場でしたが、この凄惨な事件以降表舞台に立っていません。残された香川さんは歌舞伎歴が浅く、團子さんも当時まだ10代。澤瀉屋は存亡の危機とまで囁かれました」(梨園関係者)

 

そんななかで、團子はめきめきと頭角を現していった。

 

「猿之助さんの事件直後、わずか1日の稽古で猿之助さんの代役を演じきり、高く評価されました。これを機に、いつ“五代目猿之助”を継いでもいいように團子さんをもり立てようという動きが歌舞伎界全体に広まってきたのです。

 

’25年には小栗旬さん(43)が社長を務める『トライストーン』に所属しました。放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演するなど、歌舞伎界以外にも名を広げようとしています」(前出・梨園関係者)

 

梨園の期待を一身に背負うホープが歌舞伎を始めたのは’12年、8歳のころ。当時46歳だった父・香川とともにそれぞれ中車と團子の名を襲名した。

 

「香川さんは当時46歳という年齢で歌舞伎への挑戦は前代未聞のことでしたが、團子さんを立派な歌舞伎役者にするための一大決心。香川さんは当時から“ゆくゆくはこの子に猿之助を継がせたい”と周囲に語っていました。

 

ただ、歌舞伎と無縁の生活を送っていた香川さんが團子さんに教えられることは事実上なく、團子さんは祖父の二代目猿翁さん(享年83)や従叔父の猿之助さんに師事することとなりました」(後援会関係者)

 

襲名当時、《猿之助の名前は140年続く。政明(團子)という長男がいて、その船に乗らないわけにはいかない》とコメントしていた香川。愛息への並々ならぬ思いを感じさせるがーー。

 

順風満帆に見える團子の私生活は波乱に満ちていた。

 

「’16年に香川さんと團子さんの母・Aさんは離婚。團子さんは、家ではAさんから香川さんにまつわる愚痴を聞き、稽古場では香川さんからAさんにまつわる愚痴を聞く日々だったといいます」(前出・後援会関係者)

 

’22年8月に香川が過去に銀座でホステスに暴行を働いていたと報じられたがその最中、香川は31歳年下のBさんとひそかに再婚。’23年になってその事実を公表した。

 

「香川さんと團子さんの間に決定的な亀裂が入ったのはこのころ。香川さんの再婚について團子さんは事前に詳しく聞かされておらず、かなりショックを受けたと聞いています」(前出・後援会関係者)

 

ただでさえ、歌舞伎役者として尊敬できる人物ではなかった父。そこにスキャンダルに再婚……。10代の團子は深く傷ついたことだろう。

 

「現在は稽古場で舞台にまつわる話はするものの、それ以外の父子らしい会話はしていない印象。一時は一切コミュニケーションを取っていないということもありました。團子さんは単なる“仕事相手”としてとらえているのかもしれません」(前出・後援会関係者)

 

そのためか、香川の関心はBさんとの間に誕生した子どもに移っていた。3歳になる男児だ。

 

「香川さんにとっては次男となりますが、この子をひたすら溺愛しているそう。まだ幼いですが、香川さんには早くも“将来は歌舞伎役者に”という思いがあるそうです」(前出・後援会関係者)

 

となると新たな火種がーー。

 

「團子さんがいずれ猿之助を襲名するというのが大方の見方ですが、香川さんとしては“次男にも猿之助襲名の可能性がある”と考えているようです。

 

まだ幼い子どもとはいえ、團子さん以外にも後継候補がいるとなると、歌舞伎界の空気も変わってきます。團子さんも異母弟の存在を少なからず意識していることでしょう」(前出・後援会関係者)

 

香川の変心は“難癖”ともいえそうだが……。

 

「たとえば、中村勘九郎さん(44)、七之助さん(42)の兄弟は幼いころからドキュメンタリー番組で取り上げられることが多く、中村勘三郎さん(享年57)の後継だと世間にも強く印象付けられていました。最近だと中村獅童さん(53)も2人の息子とともによくテレビ番組に出演していますね。

 

同じように香川さんが次男を早いうちからメディアに登場させれば、次男にとっては追い風となる可能性もあります。團子さんより先に次男が猿之助に……ということもまったくありえない話ではなさそうです」(前出・梨園関係者)

 

香川は「待った!」で、歌舞伎界全体を活性化しようとしているのかもーー。

 

画像ページ >【写真あり】帽子を目深に被り、警戒しながら歩く香川照之(他19枚)

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