フジテレビが7月7日に自社サイトを更新し、物議を醸している俳優・佐藤二朗(57)による女優・橋本愛(30)に対するハラスメント疑惑報道に対し、約5300万字の声明を発表した。
フジテレビが公式に声明を出したのは、6月30日の「文春オンライン」によるトラブル報道を受けて7月2日にコメントを発表して以来、2度目となる。
フジの声明によると、当初、橋本側は、ドラマにキスシーンやベッドシーンがないことから、過去のハラスメント被害に伴う演技上の配慮はフジ側に任せるとの意向だったという。しかし《撮影を通じて、男性俳優(*編集部注:佐藤)には、アドリブでの身体接触がある演技や他者との距離感が近いと感じた場面もあった》ため、改めて橋本の事務所がフジに対して演技上の配慮を佐藤に伝えるように要請したという。
「その後、佐藤さんから《どの範囲での身体接触であれば問題ないのかについて女性俳優(*編集部注:橋本)本人に直接確認したいとの申し出》があったそうです。元々は橋本さんの事務所社長も含めた話し合いの場が持たれるはずだったが、《男性俳優が女性俳優と二人きりで話したい》として橋本さんの楽屋を訪れたといいます。そこで佐藤さんから《「演技に制限があるのであれば事前に言うべきである」旨の発言》があり、その後、佐藤さんサイド・橋本さんサイド・フジの3者での話し合いを設け、身体接触の範囲を確認して合意に至っていたようです。
問題となったのが、このルール確認から約2週間後。その時《男性俳優としては、完成したドラマ映像の出来の良さに感動し、女性俳優とのわだかまりを解消したいと考え、女性俳優の楽屋を訪問》。そして、そこで佐藤さんが《女性俳優が身体接触に制約があることは事前に言うべきであったこと、男性俳優の友人にも相談したところ友人も女性俳優の方がおかしいという意見であったこと、また、演技の相手役に対し身体的接触に関する一定の制約を設けるのであれば俳優の仕実を続けるべきではなく、夫婦役の出演の依頼があってもこれを受けるべきではないと考えていることなどを伝え》たといいます。
これに対して橋本さんは《男性俳優の訪問が突然であったことと、その発言の内容や口調の強さに激しく動揺し、しばらくの間、女性俳優は涙が止まらない状態》に。フジの声明によると、この佐藤さんによる“2度目の訪問”と、そこでなされた発言がハラスメントとして問題視されているようです。こうして事の発端を辿ると、今回のトラブルは“共演者に対する佐藤さんの距離感”が焦点になっていると言えます」(芸能ライター)
佐藤の共演者との距離感に関しては、報道以後、ネット上で様々な指摘がなされてきた。
「最近では、佐藤さんと女優の橋本環奈さんが‘23年に共演したドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(フジテレビ系)のオフショット動画がSNSで拡散。佐藤が笑いながら肩をぶつけるように環奈さんを小突く場面のほかに、肩や背中に触れるなどのボディタッチが複数見られ、ネット上では“不必要な接触”であることを指摘する声が。
もうひとつ問題視されているものには、『夫婦別姓刑事』の公式インスタグラムで公開されている番宣動画があります。そこでは、番宣情報の間違いを連発する中村海斗さんに対してツッコミとして顔面をはたく場面が。これにもX上で《顔面を手で押すのめっちゃ危ない》《自分の体格や力の強さを自覚していない》との声が集まっているようです」(WEBメディア記者)
いっぽうで佐藤を知る芸能関係者はこう語る。
「佐藤さんは台本を逸脱したアドリブや変幻自在なセリフ回しを特徴としていることもあり、撮影の外でも共演者との距離感が比較的近い傾向にあるように思います。そういった親密なコミュニケーションを好むという方も多くいるでしょうが、場合によってはその距離の近さに抵抗を感じる人もいるでしょう。
佐藤さんとしては、橋本さんへの発言も同業者としての叱咤だったのかもしれませんが、フジテレビの声明だけを見れば橋本さんにとっては恐怖を感じる出来事だったということなのではないでしょうか」
