7月1日に「文春オンライン」で報じられた、俳優・佐藤二朗(57)による女優・橋本愛への“ハラスメント疑惑”。初報から1週間ほどが経過したが、未だにその波紋は続いている。
7月7日には、フジテレビが新たに同件に関する文書を公表。《関係者に対する誹謗中傷や、憶測・事実誤認に基づく情報発信が広がった結果、主演を務めたお二人の俳優に対して、多大なるご負担とご心労をお掛けする現状となっていることについて、当社としてお詫び申し上げます》と謝罪したうえで、このトラブルに関する詳細を時系列に沿って約5300字におよんで説明した。
フジの声明によると、ドラマ撮影が始まる当初、橋本側は過去のハラスメント被害に伴う演技上の配慮はフジ側に任せるという判断だったという。しかし、撮影中に橋本に対する佐藤の距離感が近いことを憂慮した橋本の事務所が、橋本には身体接触の制限があることを佐藤側に伝えるようにフジに要請。
その後、佐藤がどの程度の身体接触であれば問題ないのかについて、橋本の楽屋に直接赴いて確認。そこで「演技に制限があるのであれば事前に言うべきである」旨の発言を行ったあと、橋本・佐藤・フジ3者での話し合いが設けられ、演技上の制限に関する合意が得られたという。
しかしそれから2週間後、第1話の完成版を見終えた佐藤が、橋本とのわだかまりを解消したいと考え、ふたたび橋本の楽屋に訪問。そこで佐藤が《女性俳優が身体接触に制約があることは事前に言うべきであったこと、男性俳優の友人にも相談したところ友人も女性俳優の方がおかしいという意見であったこと、また、演技の相手役に対し身体的接触に関する一定の制約を設けるのであれば俳優の仕実を続けるべきではなく、夫婦役の出演の依頼があってもこれを受けるべきではないと考えていることなどを伝え》たという。この“2度目の訪問”とそこで放たれた言葉に対して、橋本が激しく動揺し号泣する事態に。フジテレビの文書によると、このときの佐藤の言動がフジテレビ側の外部弁護士から“深刻なハラスメント”として評価されたとしている。
このフジテレビ側の文書でトラブルの内容が詳しく語られることになったが、ネット上で物議を醸したのが、2度目の訪問の際に佐藤が橋本に放ったとされる《男性俳優の友人にも相談したところ友人も女性俳優の方がおかしいという意見であった》という記述箇所だ。
「フジの文書には、2度目の訪問時にトラブルがあった後に《男性俳優が本件に関する情報を口外する懸念を抱いた》という記述もあります。この懸念のため、フジは佐藤さんの所属事務所に対し、撮影終了後もプライバシーに関する情報の開示、誹謗中傷その他相手方の名誉又は人格を害する言動を行わないように申し入れをしたといいます。
当初、フジ側としてもこのトラブルを公にしないまま、水面下で解決するつもりだったのでしょう。フジは橋本さん側と佐藤さん側との間で一定の解決が得られるよう協議の仲介に立っていたようですが、それが合意になることがないまま、この件がどこかから文春に漏れ伝わって報じられてしまったようです。
フジの文書を確認する限り、“友人俳優にトラブルを相談したこと”を橋本さん本人に伝えていた点などから、フジが“本件に関する情報を公言する懸念を抱いた”と考えてもおかしくはないでしょう」(フジテレビ関係者)
X上では、佐藤が橋本とのトラブルについて男性の友人俳優に相談していたこと、そしてそれを根拠に橋本を論難したことが物議を醸している。
《完全にアウティングなんだよな》
《これが一番気になる 橋本愛のことをなんで口外したの? 口外するからフジテレビは佐藤二朗が橋本愛のことをまた外部に漏らすんじゃないかと警戒したんじゃないの?》
《友人なんて公平性に欠ける人選してたらそりゃ佐藤の味方するだろとしか言えない》
佐藤を知る芸能関係者が続ける。
「SNS上ではこのトラブルを文春にリークしたネタ元探しなどもさかんに行われているようです。一部では“橋本さんサイドがリークしたのでは?”と根拠のない憶測も広がっています。
7月8日にも文春は、佐藤さんが3人の俳優に対して今回のトラブルに関する“暴露メール”を送っていたとも報じています。しかし、これはあくまでフジや文春側が出した見解。声明ではフジ側が佐藤さんサイドに撮影終了後もトラブルについて口外しないよう申し入れをしたのは5月25日となっています。そこまでフジ側が佐藤さんになにか箝口令を強いていなかった可能性もありますし、友人に相談したことについて佐藤さんサイドの言い分もあるかもしれませんね」
