[E:note]また、今回のアルバムでは、矢井田瞳さんが『i don't know me』を提供して下さっていますよね。矢井田さんにはお会いになりました?みつき 矢井田さんには曲を作っていただく前に1回お会いして、録音にも来て下さいました。中学のとき軽音楽部に入っていて、初めてのライブで矢井田さんの『Look Back Again』をコピーしたことを思い出してとても感激しました。この間地元に帰った時、バンドメ ンバーにものすごく羨ましがられました。仕事の時にその話をしたことがなかったので、「次は矢井田さんに書いていただきます」と言われたときは、運命を感じましたね(笑)。[E:note]矢井田さんから何か学んだことはありますか?みつき 歌に対する姿勢もそうですけど、作られた歌がすごいパワフルで圧倒されるものがありますよね。でも、ふだんの矢井田さんはナチュラルで、バンドメンバーの人たちともとても仲よさそうでしたし、そういうギャップが素敵だなと思いました。そして、それだからこそみんなに愛されてパワフルなんだなぁと思って、尊敬できます。[E:note]それと、今回のアルバムでは初めて作詞にも挑戦しているのです よね。自分の書いた詞が世の中の人に聴かれるというのはどんな 心境ですか?みつき 変な感じ……(笑)。照れくさいというより不安?? なんか、 まだ実感が湧きません。[E:note]その『キズナ』の詞ができるまでにどのくらい時間がかかりまし た?みつき 詞を書いている時間をぎゅっと凝縮したら1日もかかってないですね。[E:note]『キズナ』というタイトルにしたのは、なにか自分で伝えたいメッセージがあったのですか?みつき 友情をテーマに詞を書くと決まってからリスナーの方たちに歌詞を募集したんですね。それを読んでいたら、キズナという言葉がいっぱい出てきて、みなさん友情といえばキズナなんだなぁと。それで、ちょうどいただいた曲のラストが三文字だったので、キズナと入れたらいいかなって思ったんです。撮影/徐 美姫