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「『くまのプーさん』を見て、ディズニー作品のファンになりました。DVDもたくさん持っているんです」

 

そう話すのは、’11年のテレビドラマ『家政婦のミタ』でブレーク。女優としての活躍に加え、フィギュアスケーターとしても活躍する本田望結(12)。9月17日より全国公開のディズニー映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(以下、『BFG』)の日本語吹替え版では、ヒロインのソフィーを熱演。声優デビューを果たした。

 

「『BFG』を監督したスティーブン・スピルバーグさんの『E.T.』『ジュラシック・パーク』なども大好き。本作に参加できたことは、私にとって一生の宝物です」

 

BFGは、夜ごと子供たちに夢を送り届ける、優しい巨人。両親を亡くし、児童養護施設で暮らす孤独な少女ソフィーはBFGとともに、人間を狙う凶暴な巨人たちへ戦いを挑む。望結ちゃんは、好奇心旺盛で勇敢なソフィーに共感して演じることができたと語る。

 

「ソフィーちゃんは、負けず嫌いで、何が起こってもあきらめないという強い気持ちを持っています。そこは自分に似ていると思いましたが、本田望結を出さず、ソフィーちゃんになりきるように心掛けました。特に叫ぶシーンはうまくできたと思っています(笑)」

 

いちばんのお気に入りは、ソフィーがBFGと運命の出会いを果たす場面。

 

「ソフィーが窓の外を見たことでBFGに気付き、2人は運命的に出会うんです。素敵なシーンだと思いました。私にとって、運命の出会いは家族。きょうだい5人がみんなフィギュアスケートをやっていて、年齢に関係なくお互いを尊敬し合っているんです。私も尊敬してもらえるような妹、そしてお姉ちゃんでいたいなと思っています」

 

望結ちゃんがBFGにかなえてもらいたい、とっておきの夢とは?

 

「大人になった自分の姿を見てみたいですね。寝て見るほうの夢では、最近、私が家族とはぐれて迷子になるという怖い夢を見て。その後は、お母さんや妹の手をしっかり握って出かけるようになりました。怖い夢はBFGが取ってくれるはずなので、取るのを失敗したから、私に来ちゃったのかな(笑)」

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