真矢ミキ「自粛期間に上達した料理の腕。シンプルが楽しい」

「私、料理を人に振る舞うときは、品数や栄養面などを考えて、わりと頑張れるほうなんです。でも、自分のことになると、そのへんにあるものを、ただ口に入れているようなひどいありさまで(笑)。自粛期間中は料理をする時間が十分すぎるくらいあったので、これを機に自分の食生活をあらためようと張り切りました」

 

そう語るのは、10月17日スタートの新ドラマ『さくらの親子丼』(東海テレビ・フジテレビ系にて土曜23時40分~、初回のみ23時50分~)で主演を務める真矢ミキさん(56)。猛暑が続くなか、クランクインしたばかりの撮影現場には10~20代の役者が多く、活気にあふれているという。若さに負けないパワーをつけるためには、やはりしっかり食べることに尽きる。

 

「自粛中に料理がめちゃくちゃ上達したし、たまには“自分に”振る舞ってあげたいと思って。とにかく、いろんな料理に挑戦して、デミグラスソースなんかはイチから作りました。ものすごく手間がかかったので『二度と作るか!』と思いましたけど……やはり、すごくおいしかったですね」

 

エスニックや中華などあらゆるジャンルを一巡し、さて、と始めたのは“少ない食材で、簡単にできる、おいしい料理”だった。

 

「鶏のムネ肉だったら、落としぶたをしてフライパンでジーッと焼く。タレを作って、そこに、若くて新鮮なねぎや、旬の野菜を添える。一見、手が込んでいるようで、じつはシンプル。そんな料理を作っているときがいちばん楽しい、と気づいたことがおもしろかったですね。それって、母が作ってくれていた料理と同じだったので」

 

最近ハマったのはオーブン料理だそう。

 

「簡単だし、楽しくて、オーブン料理をよく作りましたね。わが家では鶏肉と野菜のオーブン焼きが定番なんですが、鶏肉にフォークでグサグサッと穴を開けて、タレがよくしみ込むようにして。お肉は漬け込んだほうがおいしいので、前日のうちに準備するんだけど、『今晩どうしても焼きたい!』という日は、お昼ごろに包丁でクククッと深く刺して、そのあと、しょうゆとはちみつ、にんにくのタレに漬け込めば、半日でも十分おいしく仕上がります」

 

自粛中は料理を作ることが生活のリズムに。

 

「自粛中は、料理が生活のリズムの一つになっていました。食材を買いに行く以外は一歩も外に出ず、毎日、毎食、自炊して。おかげで、夫との会話が増えました。(つねに2人の空間では)今この人とケンカしたら終わりだな、と感じながら、でも人間の“察知能力”なんでしょうね。ふだんだったら、お互いにこのへんでちょっと文句を言っていたかも、でも今はやめておこうって。『ここを敵に回したら生きづらいぞ』という危機感もありました(笑)」

 

「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載

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