「朝、コーヒーを飲みながらソファに座ってゆっくり過ごす時間が好きです。自分で豆をひくこともありますが、インスタントでもお湯の量を調節して酸っぱくならないようにするのがコツですね」
そう語りながら、やわらかい笑みを浮かべる有村架純(27)。日々の生活でのリラックスタイムは、ネットサーフィンをしながら大好きな犬の動画を見る時間だそうだ。
「かわいいワンちゃんを見ながら癒されます。ゴールデンレトリバーのような大型犬は、飼い主が泣いているときに抱きしめようとするんですよ、人間みたいに。こんな犬がいたら心の支えになるだろうなあと思うんですけど、まだ飼うのはやめておこう、と。結婚したら、ワンちゃんと暮らすのが夢です(笑)」
そんな彼女が目下、全力投球中の作品は、新ドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系/火曜21時〜)。演じるのは、両親亡きあと、女手一つで3人の弟を養う“肝っ玉姉ちゃん”だ。
「ひさしぶりのホームドラマなので楽しいです。脚本家の岡田惠和さんとご一緒するのは6作目になりますが、今回は、ふだんの私よりも2個も、3個もテンションを上げないと演じられないキャラクター。これは岡田さんからの挑戦状かな? と思って取り組んでいます(笑)」
今年は、デビュー10周年でもある。
「もう10年? って感じで早かったですね。20代はまだ修業期間。これまでに出会った監督や共演者、スタッフからいただいた言葉を大事に心にとめつつ、さらに新しいものを取り入れていきたいです」
「女性自身」2020年11月10日号 掲載