■これからも目が離せない赤井夫婦
人はひと皮むけばいろんな感情を秘めているものなんだと、そこで佳子さんは理解できたという。
「赤井は試合で死にかけたこともあるし、子どもを亡くすのは、いちばん悲しいこと。人それぞれどんな感情を秘めているかは他人にはわかりませんから、軽はずみになにか声をかけるのは難しい。でも『わかるよ!』と共感することだったら、お互いできると思ったんです」
その経験、その思いがツイートの原点となったのだ――。
《どうしても、道のこういうとこを歩く》(5月27日)=散歩中の赤井さん。側溝の蓋の上を線路のように伝って歩く後ろ姿が。
《かずくん、それは知らなかった、新聞紙で汗を吸い取るのはやめてくれないかなー》(6月28日)=赤井さんがタオルで顔の汗を拭いている……と思いきや新聞紙!
エ~ッ! と驚かせるインパクト大の画像・映像に、非凡な表現センスのコピーがかぶさる、アカウント「赤井英和の嫁 佳子」。
タレントの有吉弘行(47)がラジオで紹介するなど、個性的な赤井さんの“生態”とそれをいろんな感情で綴る佳子さんの“夫婦あるある”はこれからも、もっともっと、幅広い層に刺さっていくだろう。
(取材・文:鈴木利宗)