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「やっぱり“音楽を届けたい”と。みんな言葉を発しますが、全て音楽の一要素だと思っています。心地よい音楽を届ける1時間でありたいと、『5時に夢中!』の時からずっと思っていました」

 

そう語るのは、現在、『オトナの夜のワイドショー! バラいろダンディ』(TOKYO MX)でMCを務めるふかわりょう(46)。今年3月に9年間MCを務めた『5時に夢中!』(TOKYO MX)を卒業し、4月から『バラいろダンディ』の新MCに就任。3カ月が経ち、現在の心境を聞いた。

 

『5時に夢中!』では、MCの立ち位置を“指揮者”と捉えていたというふかわ。だが『バラいろダンディ』に出演するようになってからは、自らも音色を奏でながら指揮する“弾き振り”になったことを実感しているようだ。

 

「『5時に夢中!』では指揮者としてコメンテーターの“音色”を届けることを意識してきましたが、『バラいろダンディ』では自分の“音色”も視聴者に届けています。『5時に夢中!』に比べて、やや自由度が高くなっているんです。これまで指揮者的な立場として“音色”を引き出すことに専念していましたが、今は自分の考えなども発言しています」

 

ミュージシャンの顔も持つふかわは、番組作りも1つの演奏として捉えているという。自分を含めた出演者を“楽器”と見立て、それぞれの“音色=人間性”を引き出すことがMCの役割だと語る。

 

「僕はその人の人柄を引き出したいんです。人柄があるからこそ、言葉に力が生まれる。僕はゲストの発言をコントロールできませんが、言葉が運ぶその人の人間性をお茶の間に届けたい。それが番組に求められていることの一つだと思うんです」

 

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出典元:

WEB女性自身

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