白石まるみが参考にした松田聖子のぶりっこキャラ「内股にすると服がかわいく見えた」
画像を見る 白いミニスカでステージに立つ白石さん

 

■『スチュワーデス物語』のぶりっこキャラは聖子を参考に

 

同期のアイドルとは、歌番組よりドラマで共演したことで仲よくなったという。とくに堀ちえみとは『スチュワーデス物語』(’83~’84年・TBS系)で友情を深めた。

 

「テレビ局から2万円ほどもらって、自分で衣装を探すのですが、原宿の『ラフォーレ』に行ったりしていましたね」

 

同作品で“ぶりっこ”役を演じた白石さんが、参考にしたのはもちろん聖子。

 

「聖子ちゃんのように内股にすると服もかわいく見えるんです。首をちょっとかしげて上目遣いをしてみたり、口を半開きにしてみたり、テレビで聖子ちゃんを見ながら、いろいろ勉強しました。そんなときに頭の中に流れていたのが『夏の扉』でした」

 

『スチュワーデス物語』は、高視聴率をマーク。白石さんのキャリアにおいても、大きな転機に。

 

「番組終了後、クロネコヤマトの“スキー宅急便”のCMに、しばらく出演させていただきました。ここでも『スキー行くのに、なんで手ぶらなの?』『まるみ、もってなーいの』という“ぶりっこ”なやりとりがあったりして、聖子ちゃんキャラは、けっこう続けさせてもらいました(笑)」

 

現在は、17LIVEというライブ配信アプリにて『_まるみん_』という名で昭和歌謡を披露。また、アルバム『風のスクリーン』(’82年)のリマスター版が6月29日に発売予定だ。

 

「私の、たった1枚のアルバム。今年11月に還暦を迎えるにあたり、ライブを開催予定なのですが、自分の曲を、当時のファンと一緒に楽しみたいですね」

 

聖子ちゃんのようなキラキラアイドルの姿が見られるはずだ。

 

【PROFILE】

白石まるみ

’62年、東京都生まれ。’78年、ドラマ『ムー一族』の「居酒屋ひろみ」の女将の妹役でデビュー。以降、『スチュワーデス物語』や渡辺徹主演の『風の中のあいつ』(’84年・日本テレビ系)などに出演する。現在は「動物占い」で有名な個性心理學の講師も務めている

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