「もう今までみたいに歌えない」川嶋あい“ライブ引退”の胸中を告白…歌手引退は否定
画像を見る 今後も、苦しむ子供たちへの支援を続けていきたいと語った(撮影:高野広美)

 

■手段は歌以外にも…母のように子供たちに希望を与えたい!

 

歌手として成功した川嶋は児童養護施設を慰問して、歌やプレゼントを届けてきた。阪神・淡路大震災、東日本大震災などの遺児・孤児への支援。さらに、発展途上国での学校建設なども進めてきた。

 

そして最近は「闇の中にいる子」に思いを馳せるようになった。

 

「ニュースなどで時折、虐待による悲しい事件を目にします。いまも、どこかで虐待されている子が闇の中にいるはずなんです。手を上げてしまう親の心だって闇。自分になにができるのか、考えて行動したいと思うんです」

 

母の命日に行う最後のライブ。

 

「これが終われば、きっと見えてくるものがある」と期待を込める。

 

「当日は、古くからのファンの方も、初めての方も楽しめる代表曲を中心に、意表を突く構成を考えています。私は、いまの歌声から逃げないで、20年の集大成として完全燃焼します!」

 

8月20日は、川嶋とファンの、次への「旅立ちの日」になるーー。

 

(取材・文:鈴木利宗)

 

【INFORMATION】

2023年8月20日(日)には「Ai Kawashima 20th Anniversary~820~」を開催。会場はLINE CUBE SHIBUYA(旧・渋谷公会堂)。オフィシャル1次先行の受付は2023年5月26日(金)18:00~2023年6月4日(日)23:59まで。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: