「養成所の同期はみんな“成仏”しました」観音日和 住職の息子が芸人に…現役僧侶の漫才コンビが語った“結成秘話”
画像を見る 築山弘知さん(左)と工藤弘道さん(右)。お坊さんらしく、漫才の始まりと終わりには「合掌」し、「ソワカ」と幸せを祈る。『オールナイトニッポン』単発パーソナリティをはじめ、大注目の漫才コンビ

 

■当時は僧侶であること武器に使いたくなくて。でもネタを作ってみたら反応がよく、生まれた「お坊さん漫才」

 

築山 あるとき養成所の先生に、「2人ともお坊さんなら、一度、お坊さんのネタを作ってみせて」と言われて。

 

工藤 でも、自分たちのセンスで売れたいって思ってたので、当時はお坊さんであることを武器に使いたくなかったんですよね。

 

築山 はじめてお坊さんネタをやったら、思いのほか、反応がよくて。でも今思うと、何やってんだみたいな笑いだったよね。

 

工藤 そこからはスーツ姿じゃなく、お坊さんスタイルで漫才をしようと。

 

築山 この法衣と袈裟。素材は完全に本物です。湯島にある装束屋さんに行って、袈裟には宗派の紋が入るんですが『紋を抜いた、いちばん明るい色の袈裟をください』とお願いして」

 

工藤「まさか、紋が入らないオーダーがくるとは思ってなくて、すごく驚かれて。事情を説明して。それからは、ずっとお世話になり、応援もしてもらってます。

 

築山 お寺や、葬儀会場のセレモニーホールのイベントにもお声をかけてもらってます。お寺やセレモニーホールでの営業はお坊さん芸人である意味や笑いと布教活動の両方ができて嬉しいです。あとちょっとギャラもいいので(笑)セレモニーホールは、お葬式や葬祭が無い日に、地域の人に向けたイベントがあり、落語家や演歌歌手さんと一緒に僕らも入れていただいてるんです。

 

工藤 ライブのお客さんは年齢層が若いですが、営業は、葬儀場やセレモニーホール、お寺のイベントに呼んでもらうので、年配の方が多い。ライブで受けたネタが営業で大すべりしたなんてことも。やはりウケる内容も、間の取り方も全然違うんです。今は、浅草の漫才協会に入って勉強させてもらっています。

 

5月9日にいよいよ初の単独ライブが開催。これは「10年間の集大成!」と意気込む。

 

築山 新ネタや初めてコントにも挑戦します。工藤の好きなカラオケも披露する予定。

 

工藤 坊主がB’zを歌います。

 

Tシャツやお守り、アクリルスタンドのグッズも一から自分たちで企画し、作り上げた。

 

勢いづく2人に、これからの“欲深き”野望を聞いてみると

 

築山 めちゃくちゃ売れて、人間パワースポットになりたい! カリスマ坊主をめざします。

 

工藤 僕は、芸人になったのは、実はモテたいのがいちばんの理由。売れて、山形のお寺を金ピカの金閣寺のようにします!(笑)。僕らが売れて、「お坊さんってカッケえ!」ってなりたい。

 

築山 大谷選手に憧れ、子どもが野球選手を目指すように。「将来の夢、お坊さん」ってなるように!

 

【PROFILE】

観音日和(かんのんびより)

東京都青梅市「金剛寺」副住職・築山弘知(つきやまひろとも・32)と、山形県「宝光院」副住職・工藤弘道(くどうひろみち・33)による、異色の現役僧侶による漫才コンビ。ホリプロコム所属。2026年5月9日 初単独ライブ「南無すぎて袈裟」を開催。

 

画像ページ >【写真あり】初の単独ライブに向けて、自ら企画・製作した、お守り、アクリルスタンド、Tシャツ(他3枚)

出典元:

WEB女性自身

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