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英国における「今までにTVで最も心に残った瞬間」についての世論調査を行ったところ、「ロンドン五輪開会式(2012)」が「人類の月面着陸(1969)」に次ぐ高い票を集め2位に急浮上したことがわかった。Huffington Post英国版が伝えている。

2,300万人以上が見たという開会式はダニー・ボイルが総監督を務め、ダニエル・クレイグやMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)らが出演。特殊効果を駆使した映像や音楽、緻密に計算された美しい花火、そしてメッセージ性の強い演出は世界中の視聴者の目を釘付けにした。

調査では、全体の13%の票が「ロンドン五輪開会式」に投じられたという。1位の「月面着陸」は14%で、その差はわずか1%。ちなみにベルリンの壁崩壊(1989)が8%、ネルソン・マンデラの出所(1990)は5%だった。

2012年のみで見ると、開会式は31%で断トツの首位。パラリンピックも12%と高いポイントを獲得し、女王エリザベス2世のダイヤモンド・ジュビリー(即位60周年記念式典)の7%を上回った。

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