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Twisties

 

オーストラリアの電気技師トム・コレラ(60)が、20年務めた会社をクビになった。過去2年間で140回も仕事をずる休みし、ゴルフに興じていたことが明るみに出てしまったことが解雇事由だが、同僚は彼の不在になぜ気づかなかったのだろうか。

 

オーストラリア版Yahoo! ニュースによると、コレラが勤務していた会社の従業員は、仕事の進捗状況や居場所をトラッキングするためにGPS内蔵のPDA(携帯情報端末)が配布されているという。コレラも端末を割り当てられていたが、彼はこれを空になったTwisties(オーストラリアで人気のチーズスナック)のアルミ袋に入れて圧着し、GPSシグナルを遮断することで上司からの追跡を逃れていたというのだ。さらに、タスクを完了したように情報の操作もしていたという。

 

問題が発覚した当初、コレラはPDAの不具合を主張。しかし、オーストラリアのフェア・ワーク委員会は、「職場からこっそり抜け出す目的以外に、スナック袋の仕掛けを作る理由がない」断言。コレラは今年4月だけで、少なくとも21回ゴルフを楽しんでいたという。これは平均的なひと月の出勤日すべてに相当する回数だ。

 

解雇されたコレラは、現在Uberのドライバーとして働いているという。

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