(写真:ロイター/アフロ) 画像を見る

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、欧米では外出禁止令を出す自治体が相次いでいるが、閉塞感を少しでも和らげようと窓際にメッセージボードやぬいぐるみを置いて、地域の人々とコミュニケーションをはかる人々が増えている。ペンシルベニア州ピッツバーグでは、ユニークなボードを掲示した女性が話題となっている。

 

CBS系列のローカル局KDKA-TVが入手した1枚の写真。年配の女性が窓越しに「I NEED BEER!!(もっとビールちょうだい!!)と書かれたボードを掲げ、もう片方の手にはクアーズライトの缶をしっかり握りしめながらニッコリ笑っている。

 

彼女は93歳のオリーヴ・ヴェロネシさん。同局の報道によると、家にこもるという大切な役割をしっかり果たしている最中だが、近くに住む娘か隣人に好物のビールを買ってきてもらおうとこんなボードを出したのだという。

 

KDKA-TVがFacebookにオリーヴさんの笑顔の写真を掲載するとすぐにバイラル化。26,000件の「いいね」に加え、2900件ものコメントが寄せられている。

 

「なんてキュートなおばあちゃん。住所を知っていたら届けるのにな」
「今すぐケースを持って彼女のもとに駆けつけたい!」
「クアーズはすぐトラックで彼女にビールを届けなくちゃ!」

 

KDKA-TVによると、もう間もなく彼女の願いは叶えられるという。

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