《多くの人が召し使いの扱いに慣れていないようにメーガンもまた傲慢にやりすぎたのです。彼女は多くの人のプリンセスだったダイアナ妃のようになりたいと願いつつ、いっぽうで自分がパチンと指を鳴らせばみんなが注意を払うようにしたいと願っていたのです》

 

《メーガンの到着から数週間もしないうちに、(宮殿スタッフが)喜ばしくないニックネームを付け始めていたということを信頼できる情報源から得ている。彼女は「Me-Gain(私は得る)」だとか「Duchess of Difficult(気難しい公爵夫人)」だとか、「Di2(Diはダイアナ妃の愛称だが、王室内では悪意を込めて使われた。その2号といった意味)」、「Di Lite(ダイアナ妃の軽い版)」といったふうに呼ばれていた》

 

王位継承権第2位のウィリアム王子に対し、次男のヘンリー王子は第6位。当然、周囲のスタッフの対応も違ってくるが……。

 

「その序列もメーガン妃は受け入れられなかったようです。キャサリン妃の住む広大なアパートメントに比べ、自分のコテージが小さいことを意識していた、という証言もあります」(通信社記者)

 

ヘンリー王子とメーガン妃は、’19年春にロンドンのケンジントン宮殿から、ウィンザーにあるフロッグモア・コテージに引っ越しているのだが、本書には、それについての驚きの理由まで書き込まれている。

 

《ケイト(キャサリン妃)は、メーガンがケイトのスタッフに対して怒鳴りつけたことにおびえていました。これが(ヘンリー王子夫妻が)ケンジントン宮殿から離れるという議論の始まりとなったことは確かです》

 

メーガン妃の“怒声”が原因だったというのだ。さらにウィンザーに引っ越したあとの、メーガン妃についてもクイン氏はこう書く。

 

《ケンジントン宮殿が宇宙の中心であるのに対し、そこは離れた場所だったのだ。それは耐えられない負担だった。「こんな名も知れない田舎で引退したくない」。彼女はこう不平をもらしたという》

 

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