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The Sunday Timesによると、メーガン夫人の伝記「Finding Freedom」の増補版が8月に刊行されるという。アメリカへの移住、NetflixやSpotifyとの契約、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー、そしてエディンバラ公の死去についても言及される。

 

王室に関する著作を数多く手がけてきた伝記作家のアンジェラ・レヴィン氏は、このニュースについて語るためインターネットラジオ「talkRADIO」に出演。その中でヘンリー王子のサセックス公爵家が、王室から切り捨てられる可能性が高いと語った。

 

レヴィン氏によると、チャールズ皇太子はかねてより王室の規模を縮小し、経費を削減していくことを考えているという。その一環で、ヘンリー王子のサセックス公爵家を切り捨てるのではないかと推測し、こうラジオで語った。

 

「それは、ハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガンが王室のメンバーから外される時なのではと思っています。女王は長い間、感傷的な理由から外縁を維持することを望んできました。彼女の年齢では、これを変えたくないと思うのは理解できます。しかし、チャールズ皇太子は変化を望んでいますし、彼は実行すると私は思っています」

 

エリザベス女王の伯父、エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するために、周囲の反対を押し切り在位わずか325日で退位した。「王冠を懸けた恋」として有名なエピソードだが、王室と縁を切ったわけではない。彼はウィンザー公爵に叙され、王室から年給を貰いながら生活していた。エリザベス女王の母はウィンザー公とウォリスを蛇蝎の如く嫌い、女王も距離を置いていたが、ウィンザー公の死期が近いと知ると自ら出向いて見舞った。自分の意志で王室を出て行った人に対しても、温情を持って接するのがエリザベス女王ならば、チャールズ皇太子はより実務的に今後の王室のあり方を考えているのだろう。

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