バッハ会長「父さんはどれくらい生きれるの?」悲痛すぎる少年時代
記事投稿日:2021/07/06 15:50 最終更新日:2021/07/06 15:50
フェンシングの西ドイツ代表として活躍したバッハ氏。モントリオール五輪では金メダルを獲得(写真:アフロ)
「物心ついたときから、“父さんはあと、どれくらい生きていられるの?”という疑問がありました。ベッドのわきに酸素ボンベが常に置いてあって、夜に父が発作を起こすと、母がいつも酸素吸入させるのです。そして病院に行き、帰ってくる。こんな生活が、1968年に父が亡くなるまで続きました」自らの幼少期をドイツの日刊紙「ビルト」にこう振り返っていたのは、IOCのトーマス・バッハ会長(6...