2009年のリンダ・エヴァンジェリスタ(写真:INSTARimages/アフロ) 画像を見る

1990年代のスーパーモデルブームを牽引したリンダ・エヴァンジェリスタが痩身の美容整形に失敗し、「体形が永久的に変えられてしまった」と、自身のInstagramで明かした。

 

「フォロワーの皆さんは、私の仲間が成功し続ける一方で、なぜ私が仕事をしないのか不思議に思われているのではないでしょうか。その理由は、Zeltiq社のクールスカルプティングの施術を受け、説明されていた効果とは真逆の作用で見るも無惨な姿になってしまったからです」

 

56歳になるエヴァンジェリスタは、5年前に脂肪冷却マシン「クールスカルプティング」の施術を受けたという。「脂肪冷却」とは、肪細胞を凍らせて排出するという施術で、エステや美容外科では一般的なメニューの一つとされる。

 

エヴァンジェリスタは、この施術のおかげで痩せるどころか脂肪細胞が急増し、皮膚の下に肥大した脂肪の塊ができる「逆説的脂肪過形成(PAH)」を発症したと主張している。施術前にこのリスクについての説明はなかったという。

 

「PAHは私の生活を破滅させたのみならず、重い抑うつ、深い悲しみ、最悪の自己嫌悪のサイクルに私を陥れ、私は世捨て人となってしまったのです」

 

彼女は、身体の変形を元に戻すために二度の手術を受けたが、事態は好転しなかったとも主張している。

 

ナオミ・キャンベルやシンディ・クロフォード、ケイト・モスといった、エヴァンジェリスタと同時期に活躍したスーパーモデルたちが今もなお存在感を放ち続ける一方で、エヴァンジェリスタはずっと引きこもっていたという。

 

エヴァンジェリスタは、Zeltiq社を相手取り訴訟に踏み切ることを同時に公表した。

 

Zeltiq社のクールスカルプティングのサイトには、“稀な副作用”として「2〜5カ月後に施術部位が肥大することがあり、修正のための外科手術が必要になる場合があります」という警告が掲げられている。

出典元:

WEB女性自身

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