2月、妻のナンシー・シュヴェルとロンドンのヴィーガンレストランへ出向いたマッカートニー(写真:Backgrid UK/アフロ) 画像を見る

「週に一度は菜食デーをつくろう」と提唱しているポール・マッカートニー(79)。

 

「ミートフリーマンデー」と名付けられたこの活動は、肉食を最低でも週に一度控えることで、限りある資源や動物の命の保護、そして地球温暖化を食い止めることを目的としている。

 

そんな活動に携わるマッカートニーが、スターバックスのケヴィン・ジョンソンCEO宛てに、PETA(People for the Ethical Treatment of Animals/動物の倫理的扱いを求める人々の会)と共同で書簡を送った。

 

そこに書かれていたのは、牛のミルクから、豆乳やココナツミルクなどの植物性ミルクへの変更の際に科せられる追加料金を撤廃せよ、という要求だった。billboardなどが報じている。

 

「親愛なるジョンソン氏へ。最近、アメリカのスターバックスでは、植物性ミルクに追加料金がかかることに気がつきました。イギリスやインドではどのミルクも同じ料金なので、これには大変驚きました。ぜひ、アメリカのスターバックスでも、この方針を検討していただけるよう、丁重にお願いする次第です」(マッカートニーの書簡より)

 

billboardは、“牛乳の製造することは、植物性ミルクと比べて約3倍の温室効果ガスが排出され、しかも9倍の土地が使用されている”というPETAの主張を伝えている。

 

またPETAの主張によれば、1リットルの牛乳を作るために628リットルもの水を必要とするのに対して、オーツミルクや豆乳はそれよりも90%少ない量の水で作ることができるのだとか。

 

ジョンソンCEOは4月4日に退任することが決定している。それまでにマッカートニーの要求を受け入れるのか、注目が集まっている。

出典元:

WEB女性自身

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