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英国のエリザベス女王が9月8日(日本時間9日未明)、96歳で崩御した。女王が滞在していたスコットランドのバルモラル城には、体調不良の一報を受けて王族が次々と参集し、歴代最長の在位期間を全うした女王の最期を看取った。

 

米国在住のヘンリー王子も駆けつけ、メーガン妃をウィンザー城に残し単身でバルモラル城入り。その後12時間を祖母と過ごしたとDaily Mailが伝えている。

 

チャールズ皇太子(73)は、国王チャールズ3世として即位。「人生のほぼ全てを準備に費やした」と英メディアに揶揄されながらも、ようやく玉座につくことになる。

 

チャールズ3世の即位によって、王位継承権第1位はウィリアム王子となる。次いでその子どもたちであるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子と続く。

 

王位継承権5位のヘンリー王子の子どもたち、アーチーとリリベットには王子・王女の称号が与えられていなかった。しかし祖父が国王に即位したことで、現行法に則れば自動的に「アーチー王子、リリベット王女」という称号を得ることになると、The Telegraphは報じている。

 

現在、アーチーはMaster、リリベットはLadyという敬称で呼ばれている。昨年のオプラ・ウィンフリーによるインタビューで、メーガン妃はアーチーが“混血”であることから王子にしてもらえなかったと暗に示唆。

 

1917年にジョージ5世が定めた規定によると、君主の子や孫は自動的に皇太子、王子、王女の称号を得る権利があるが、ひ孫はそれに当たらない。祖父チャールズが即位したことで、アーチ―とリリベットには、王子と王女の称号が与えられることになるという。

 

しかし、チャールズ3世は王室のスリム化を検討していると言われている。高位王族をカミラ夫人と、ウィリアム王子のケンブリッジ公爵家のみに絞り、コストを大幅に削減する狙いがあるとたびたび報じられてきた。

 

ウィンフリーのインタビューで、「アーチーが王子になることは、あなたにとって重要なの?」と問われたメーガン妃は、「それで彼が安全になるならもちろんよ」と答えていた。

 

The Telegraphによれば、現行法を改正してアーチーとリリベットに「王子・王女」という称号を名乗ることを認めさせないためには、国王が今後特許状を出す必要があると指摘している。チャールズ3世は、王室をどう運営していくのだろうか。

出典元:

WEB女性自身

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