米カリフォルニア州アズサで、約10年間にわたり住民を恐怖に陥れていた男がようやく特定され、逮捕された。地元テレビ局ABC7などが報じている。
アズサでは10年前から、何者かが窓ガラスや車のフロントガラスを破壊する事件が多発していた。現場にはBB弾サイズの金属の球が残されていたが、犯人を特定する手がかりにはならず、住民は10年間も「次は我が家が狙われるのでは」という不安を抱えて生活し続けていたという。
しかし23日、アズサ警察は市内に住むプリンス・キング容疑者(81)を“連続パチンコ襲撃犯“と特定し逮捕。自宅からはボールベアリング用鋼球とスリングショット(パチンコ)が押収された。
PEOPLEによると、現在キングは保釈金なしで中央刑務所に拘留されているという。動機や犯行方法については、今後の捜査で明らかになっていくはずだ。