卒業おめでとう、X-GUNの西尾です。未だMCモンくんのライブの熱が心底に残っております。本当にいいライブでした。早く日本にまた来てやー。と今回のブログこれで終わりちゃうか?と思わせるような書きはじめで始めたいと思います。今回紹介するのはHip Hopグループ『Epik High』です。Epik Highはタプロ、ミスラ・ジンの2人のMCに、DJトゥーカッツの3人で構成されているグループです。ちなみにリーダーのタブロは米国スタンフォード大学英文学科出身という経歴を持っています。すげー!!名前の意味は「詩に酔いしれた状態」または「叙事詩的な偉大さ」というものらしい。2003年アルバム『Map Of The Human Soul』でデビュー。世界平和や貧富の格差、資本主義などの社会問題を皮肉って歌詞に織り交ぜながらも詩の表現技法はグループ名のごとく叙情性、文学性などを重要視して書かれています。例えば『レディー(Lady)』と言う曲では『高い時計をかけて自分より年取ったワインを飲んで、紳士だと偉ぶる男たちはにせ物』と歌ってます。たしかに僕の勝手な感想ですが、Epik Highの曲はどこか影と言うか深いと言うか痛みと言うかせつないと言うか、歌詞の内容はネットで見てやっとわかるぐらいなんですが聴いててそんな感じがするんです。僕がEpik Highに出会ったのは2007年、アルバムの4集『Remapping the Human Soul』を出してからでした。その時のタイトル曲であった『FAN』。これのサビの部分を聴いた時に、西尾37歳何か感じてしまったんですね。疾走感って言うかね、躍動感って言うかね、見てすぐいいなぁーと感じました。サビの部分で走るフリで歌ってるのでそれで「疾走感」とか思ったんかな?『FAN』その次が5集『Pieces, Part One』のタイトル曲の『ONE』。この曲カッコいいんやけど、サビの「You Are The One・・・・」ってところがなんかせつないんやな。このプロモも歌詞がわからんからはっきりは言えないけどこんなメッセージ込められてんのかな?みたいなんはあるよね。「You Are The One」は翻訳で調べると「あなたは選ばれし者」って意味らしいんやけど、勝手な解釈で言うならば「この世に生を受けただけで我々は選ばれし者なんだから・・・」って感じなんかな?『ONE』そんなEpik High、韓国での人気はすごくて、数々の賞も受賞してるし以前なんかはコンサートでスタンディング席にいた女性のお客さんが興奮して洋服を脱ぎだして、上半身ハダカになって踊り出したっていうちょっとした事件もあったぐらいなんです。その女の人は退場させられちゃったみたいなんやけどすごいよね、ハダカになっちゃうんやで。日本じゃなかなかないよね。アメリカとかで何十万人も入ってる野外のライブとかで肩車されてる女の人が上半身ハダカになってるのってなんか見たことあるような気がするんやけど。でも僕ときどき思うんですけど、そういった面でもそうやし家族や色んな人を思いやる感じとか、ハグするところとか同じアジアやけど、韓国ってアメリカに近い気がするんですよね。実はEpik High、去年の8月23、24日の2日間、横浜BLITZでライブをやったんです。(Teiさんとの2組の公演)これに僕は行けなかったんです。マジで悔しかったです。また今年日本に来てくれないかな?今度こそ生で見たいです。何でも生が一番!!!ちょっとーエロいこと考えた人いるでしょー!そんな事思っちゃ、ダ・メ。みなさんも、せつなHip HopのEpik Highに触れてみて下さい。