2月2日(日)、新大久保K-Stage O!で韓流俳優兼歌手、ソ・イングクのJapan 1stアルバム『Everlasting』のリリースイベントが行われた。

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会場には100人を越えるファンが訪れ、オープニングで『Everlasting love』のミュージックビデオが流れると自然と掛け声が。そして本人が登場すると「グク~!」と黄色い声援がはじけた。公演は昼に行われたが、ソ・イングクは「こんばんは」と挨拶。ファンから「こんにちはだよ~!」と指摘されると「え?なに?あ、こんにちは!」とクールな顔立ちとは真逆のおちゃめな一面をのぞかせた。

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その後アルバムに収録されている『恋しくて』や韓国で大ヒットし2月7日(金)からNOTTVでも放送を開始するドラマ『主君の太陽』のOST、『恐れもなく』を続けて披露。会場を満たす美しい歌声にファンも手をあわせてうっとり聴き入っていた。インタビューで、日本語曲に挑戦するにあたって苦労したと話していた発音も、全く気にならないほど素晴らしく歌い上げる姿はプロそのもの。

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同会場は最多客席数が207席という小さな会場。今回はセッティングの関係で、ステージと客席はさらに手が届くほど近く、トークでは質疑応答コーナーも設けられるなどファンにはたまらない内容だ。ファンから「部屋はまだ汚いですか?」と聞かれると、「日本と韓国を行ったり来たりで掃除をする時間がない。部屋が腐っています」と会場を沸かせた。司会者や通訳に茶々を入れるなどイタズラっ子な顔を見せたかと思えば、「歌手と俳優のどちらが好きですか?」という質問に「どちらの仕事も好きという次元を超えて愛しているのでどちらか一つを選ぶことはできないです」と迷いなく真剣に答えるソ・イングク。彼がここまで成長したのもそのストイックな努力の賜物だろう。

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女性を魅了してやまない彼の武器は確かな歌唱力と内面のギャップ。目は切れ長で握りこぶしほどの小さい顔にぽってりとした厚い唇。その外見からドラマでは상남자(サンナムジャ/男前)を演じ、多くの女性の心をつかんだ。そして、普段の姿をみると26歳等身大の“大人と青年”が混ざったキュートな魅力から抜け出せなくなる。韓国ではトップスターとして名を連ねるようになったが、仕事への姿勢はいつまでも新人のように真っ直ぐだ。「夢を叶えるために頑張ったと胸を張って言える」という言葉がそれを証明している。

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公演終盤では、「体調不良で最高のステージをお見せすることができなく本当に申し訳ない」と繰り返した。たしかに公演中うつむく姿が見られたが、コンディションの悪さを感じさせないほどなめらかな彼の歌声に心を動かされた。韓国で大ブレイクし、日本でも注目必須のソ・イングク。2014年、彼がどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。

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