韓国アイドルグループMYNAMEのリーダー、GUN WOO(コヌ)が自身の27歳のバースデーとなる1月30日、初のソロアルバム『I AM 27』をリリース。「アイドルとしてではなく、27歳になるアーティストGUN WOOの“今、伝えたいこと”が詰まった作品」という本作には、自身で作詞作曲、アレンジまで手掛けた作品に加え、絢香、DREAMS COME TRUEといった女性ボーカリストのカバー曲を含む全10曲を収録。歌手としての抜群の歌唱力に加え、クリエイターとしての類稀なる才能をぞんぶんに発揮した。

今回、女性自身のインタビューでは、ふだん、グループ活動で見せる天然キャラの“不思議ちゃん”とは一変。アーティストとして自身初のアルバム制作に注いだ思い、また、20代後半の青年の葛藤や夢を率直に、アツく、語ってくれた。

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――今回、初めてソロアルバムを制作するという話を聞いたときの心境は?

コヌ:昔からソロでCDを出す夢があったので、めちゃめちゃうれしかったです。早くCDを出したい! と思いました。

――今回、『1 AM 27』とテーマにした理由は?

コヌ:会社でアルバムを出すという話を聞いてからは、すぐにアルバムの全体的なコンセプトができました。というのも、昔から、ソロアルバムを出すとしたら、僕が感じていることをアルバムで表現したいという気持ちがありましたから。1月30日の誕生日、27歳になりました。これから20代後半になれば、大変なこともいろいろあると思いますし、未来の心配もありますし。そういう27歳の僕の不安とか夢とか、そういう思いを詰め込んだのが、『I AM 27』です。

――アルバムを聴いて、正直意外でした。コヌさんがそんなに将来の不安があるなんて。

コヌ:みなさんから見た僕らは、歌手としてきちんと活動できているし、幸せな歌手というイメージがあると思います。でも、僕も人間だし、27歳だから。歌手としての未来とか、人間としての未来とかも見えないし、わからないし、不安もいっぱいあります。おっしゃるように、ファンのみなさんも、このアルバムを聴いてとても心配したようです。「コヌさん、どうかしたの? 何かあったんですか?」って。もちろん、僕が感じていることを100%表現した曲ではあるけど、あくまで歌なので。そこまでの意味はないというか。みなさん、あまり心配しないでください(笑)。

――制作をしながら、いちばん苦労したところは?

コヌ:やっぱり、作詞ですね。歌詞を作っても、メロディーが変わったら、また歌詞を書き直して、とその繰り返しで。

――先に歌詞を作って、メロディーができたところで歌詞を書き直して、という何回か書き直す作業があったんですね。

コヌ:それもあるし、逆のパターンもありました。メロディーから作って、歌詞を入れて、合わないときはメロディーを少し変えたり、さらに歌詞を変えたり。

――あと、自分の気持ちを表現するのも大変だった?

そうです。

――絢香さんとDREAMS COME TRUEさんのカバーをしました。女性ボーカリストの曲を選んだ理由は?

コヌ: もともと、僕は、女性シンガーの曲は好きなのですが、今回は、アルバムのコンセプトの一つに、すべて女性スタッフでやろう、というのがあったんです。だから、CDジャケットの写真を撮ったカメラマンさんも女性ですし、日本語訳を作ってくれた作詞家の方も、ミュージックビデオの監督さんも女性でした。というのは、やはり、僕のアルバムを聴くファンは女性のほうが圧倒的に多いですよね。だから、制作するのも、女性目線が大事かなあと考えて、カバー曲も女性ボーカリストの曲になりました。最初、いろんな候補曲がありましたが、ふつうに僕が好きな曲でやったら、このアルバムの意味がなくなってしまうし。絢香さんの『みんな空の下』とDREAMS COME TRUEさんの『何度でも』が、歌詞もコンセプトもこのアルバムと合うかなあと思って、この2曲をカバーしました。

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――『みんな空の下』は、聴く人の共感を得られる楽曲だというのが、今回、選曲のポイントになったようですね。コヌさん自身、共感した部分はありますか?

コヌ:じつは、絢香さんの『みんな空の下』は今回、アルバムの準備をするときに初めて聴いたんです。タイトル、歌詞など、その世界観がとてもいいなあって気に入りました。

――『何度でも』は昔からよく聴いていたそうですね。

コヌ:この曲を聞くと、とても励まされるんですよ。メロディーもいいし、歌詞を聴いても元気になる。何度失敗しても、立ち上がろうという歌詞がいいなあと思って、昔から好きでした。でも、曲がすごく難しい。だから、これまでコンサートとかで歌ったことがなかったんですけど、今回をきっかけに歌ってみようかなって思いますね。

――コヌさんなりのアレンジもしていますよね。ずいぶん歌い込まれたのでは?

コヌ:そうですね。やっぱり、カバー曲というのは、オリジナルのままの雰囲気でやったら、個性がなくなるし。オリジナル曲がめちゃくちゃいい曲だから、少しだけ変えて、僕の個性を入れたらどうかなあと思ってアレンジしました。

――絢香さんもDREAMS COME TRUEさんももともと歌唱力のある方たちですし、そのカバー曲を含め、オリジナルも聴いて、改めて、コヌさんの歌唱力の高さに驚きました。

コヌ:ありがとうございます。恥ずかしいです。

――『MAMA』 は、お母さんのために制作した曲だと聴きました。お母さんはすでに聴いたんですか?

コヌ:まだです。リリース日に送って、『お母さんのために作った曲です』って伝えようと思っています。

――お母さん、どんな反応をするでしょうね?

コヌ:僕もわからないです。

――今回、お母さんのために曲を書こうと思った理由は?

コヌ:アルバムのテーマが、僕自身のことを表現するというコンセプトでしたし、今まで、僕は、母に「愛しています」とか「会いたい」とか、一度も言ったことがなかったんですよ、恥ずかしくて。でも、本当は、母のことをとても尊敬しています。母は、お姉さんと僕が生まれてからは、いつも自分のことは二の次で、僕らのことを一生懸命に育ててくれました。そんな母に、いつか何かプレゼントしたいと思っていたので、今回、母のために曲を作りました。僕から見たても、母はとても可愛いらしく、美しい人です(笑)。もし、僕が結婚して、子どもができたとしても、正直、両親みたいに子どものために生きる自信はないです。今、まだわからないという意味ですけど。母は、きちんとやってくれていたし、大変なことでも何でもやってくれたので、そこを尊敬しています。

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――コヌさんは、どんな子どもだったんですか?

コヌ:あまり言うことを聞かない子でした。悪かったんですよ、僕。でも、2年前くらいから変わって、電話もするし、一緒に買い物もするし。両親のためにちゃんとやっていますよ。そうなった理由は別に何もないというか、おそらく、僕が年をとって、気持ちに余裕が出てきたのかなあ。昔は、お願いされてもやらなかったのに(笑)。

――日本語バージョンと韓国語バージョンはちょっと違うんですよね。

コヌ:韓国語バージョンのほうがストレートな表現になっていると思います。オモニ(=お母さん)という歌詞も多いし。日本語バージョンは例えが多いです。

――今回、セルフプロデュースしてみた感想は?

コヌ:まずは、自分のプロデュースしたアルバムがリリースされるということにいちばん満足しています。最初、ちゃんとアルバムを作れるのかという心配がたくさんありましたが、いろんなスタッフさんが助けてくれたおかげでリリースすることができました。本当に満足しています。

――MYNAMEのメンバーは今回、何かアドバイスしてくれたり、励ましてくれたりしましたか?

コヌ:いっぱい応援してくれました。そのとき、僕一人日本にいて、メンバーは韓国にいたので、会えなかったんですけど、電話やメールで「頑張ってください!」って。アドバイス応援がありました。アルバム作っているとき、めちゃくちゃ寂しかったんですよ。初めてだったから。でも、今は、正直一人は便利ですね(笑)。5人でいるとうるさいし、面倒臭いこともいっぱいあるんですよ。

――今回、このアルバムが、コヌさんのソロアーティストとしての第一歩になると思いますが、ファンのみなさんに、この始まりをどのように伝えたいですか?

コヌ:みなさんから見たら、MYNAMEはアイドルグループで、アイドルのイメージが強いと思います。でも、僕は、今よりもっとアーティストな、実力派歌手になりたいという夢があります。このアルバムはもちろん、また、次のソロアルバムが出るときも期待してください。

――MYNAMEとしてのお知らせは?

コヌ:2月21日から、MYNAMEのライブツアーがあります。今回、初めていく場所もあるので、みなさん、それも、ぜひ、チェックしてください。それと、セヨンが出演する舞台『Honganji』の上演もありますので、セヨンのソロ活動も応援してください。

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CD発売情報

GUN WOOソロファーストアルバム
『I AM 27』
よしもとアール・アンド・シーより発売中
2,160円(税込み)

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【CD収録曲】
01. I AM XXX ~Intro~(Feat.JunQ)
02. I AM 27
03. みんな空の下
04. MAMA(Japanese ver.)
05. I AM XX ~Interlude~
06. 何度でも
07. I AM 27(Instrumental)
08. MAMA(Korean ver.)
09. I AM I ~Ending~
10. 君のために