このヒットがきっかけとなり、BTSは一気にスターダムを駆け上がっていく。近年では、国内外で不動の地位を築いていたという。

 

「昨年時点でのBTSのCMギャラは、“3億円から5億円”ともいわれていました。これは、韓国広告業界での史上最高額です。トップクラスのアイドルグループでも1億円ほどなので、いかに圧倒的な人気を誇っているかがわかるでしょう。

 

その人気は、韓国にとどまりません。日本ではもちろんのこと、アメリカでもBTS旋風が吹き始めています。

 

’17年にはビルボード・ミュージック・アワードで、ジャスティン・ビーバーを抑えてトップソーシャルアーティスト賞を受賞。昨年にはグラミー賞にプレゼンターとして出席も果たしました」(前出・韓国音楽関係者)

 

そうした人気を反映しての、今回の株価上昇。今回、事務所社長からメンバーたちへ驚きの“特別ボーナス”が支給されていた。

 

「社長からメンバー1人につき約6万8千株が付与されたそうなんです。これは公開初日のレートに換算すると、207億ウォン! 日本円にするとなんと約19億円にのぼります。

 

事務所がまだ小さかったころから、BTSはいっしょに頑張ってきました。これまで信じてついてきてくれた彼らへ、社長なりに恩返しがしたかったのでしょう」(前出・韓国芸能関係者)

 

“月3万円”の極貧生活から7年で19億円――。道のりは、平たんではなかった。だが、その努力は決して彼らを裏切らなかった。

 

「女性自身」2020年11月3日号 掲載

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