■嵐の奉祝曲熱唱に雅子さまも涙ぐまれて
実は、メダリスト、ノーベル賞受賞者などの前述の枠組み以外にも、特別な“招待者選びのルール”が存在するという。前出の宮内庁関係者が続ける。
「’99年の『天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典』でピアノ協奏曲を演奏したYOSHIKIさんは翌年の園遊会に招かれました。
また’09年の『天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典』ではEXILEが奉祝曲を披露しましたが、リーダーのHIROさんが’14年に招待されています。つまり国民祭典で奉祝曲を披露したアーティストは、園遊会に呼ばれる可能性が非常に高いのです」
’19年11月、『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』では、嵐が奉祝曲『Ray of Water』の第三楽章『Journey to Harmony』を熱唱した。
「皇居・二重橋(正門鉄橋)の手前下にある正門石橋で、天皇陛下と雅子さまがお聴きになっていました。嵐が歌っている途中に雅子さまは涙ぐまれていたのです。
休業中のリーダー・大野智さん以外の4人が園遊会に招待される可能性もあります。しかし誰か1人ということであれば、現在、大河ドラマ『どうする家康』で主演の松本潤さんが最有力ではないかと、宮内庁内ではささやかれているのです」
この3年間で、日本人は疫禍のない穏やかな生活の貴重さを痛感させられた。今回の園遊会開催は、平和な日常が戻りつつある象徴ともいえるだろう。
「5月の園遊会には愛子さまも初めて参加されると思われます。両陛下も、コロナ禍のなかで日本に明るいニュースをもたらしてくれた人たちとお会いできることを楽しみにしているそうです」
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