■世界各国の“お騒がせ王族”とともに注目が?
「眞子さん夫妻の生活や仕事の近況、悠仁さまの“コンクール入選作文の無断引用問題”も詳細に伝えられたほど、英国民は秋篠宮家の状況に関心を寄せていました。戴冠式に参列した秋篠宮ご夫妻が、“あの眞子さんの両親”と報じられる可能性は高いと思います」(多賀さん)
ゴシップばかりが注目されるヘンリー王子夫妻が参列する方向となったことで、すでに戴冠式の歴史的な重みも薄れ、センセーショナルな面ばかりが報じられかねない状況となっている。世界のメディアにより“お騒がせ王族たち”がクローズアップされ、秋篠宮ご夫妻もその枠に入れられてしまう展開も現実味を帯びているのだ。
そして、戴冠式に招待されている王族の中には、すでに注目を集めてしまっている人物がいる。
「チャールズ国王の弟であるアンドルー王子の参列が認められたことも、英国民の間に反感を広げています。2014年に未成年買春と性的暴行疑惑が浮上して以来、アンドルー王子は王室から“追放”され、一時はヘンリー王子より好感度が低い状況でした」(在英ジャーナリスト)
また、“お騒がせ王族”は英国以外にも――。
「世界有数の産油国として、欧米が関係を重視するサウジアラビアのムハンマド皇太子も招待されると見込まれていますが、早くも反対する声が上がっています。ムハンマド皇太子は、エリザベス2世の国葬に招かれました。しかし、皇太子を批判したジャーナリストの暗殺事件への関与が疑われており、英国外からも招待に対する反発が強まり、サウジからは別の王族が参列したのです。
また欧米では、ノルウェー王室内の確執も注目を集めています。現国王のハーラル5世の長女であるマッタ=ルイーセ王女が、“霊媒師”を自称するアメリカ人のデュレク・ベレット氏との婚約を、王室や国民からの批判を振り切って強行したのです。ノルウェーからは国王や王女の弟にあたるホーコン王太子が参列するはずで、再びルイーセ王女の言動に注目が集まるとされています」(前出・在英ジャーナリスト)
戴冠式まで2カ月。ご自身に非がないにもかかわらず、“お騒がせ王族枠”入りの危機に瀕した紀子さまの悲哀は、いかばかりか――。