5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われたチャールズ国王の戴冠式に参列された秋篠宮ご夫妻。4日から2泊4日の日程で渡英され、お二人にとって初めてのイギリス公式訪問となった。
「秋篠宮さまは黒いモーニングをお召しになり、紀子さまは淡いピンクの和装で戴冠式に臨まれました。ご夫妻は各国の皇太子夫妻が集まるブロックの最前列に着席され、静かに儀式を見守られました。皇嗣になられてまだ4年の秋篠宮さまにとって厚遇ともいえる席次ですが、英王室と長い交流を築いてきた皇室への配慮と見られています」(皇室担当記者)
戴冠式後、秋篠宮さまは報道陣に向けて「とても荘厳でよろこびに満ちた、良いお式だったと、そう思いました」と笑顔でご感想を述べられていた。
天皇陛下をお支えする皇位継承順位1位の皇嗣として、国際親善の役目を果たされた秋篠宮さま。そんななか、ネット上では“ある写真”が拡散し波紋を呼んでいるのだ。
注目されているのは、5日にバッキンガム宮殿で開催されたレセプションでの一幕。チャールズ国王がスーツのポケットに左手を入れながら、秋篠宮ご夫妻と懇談する光景を収めた写真だ。
これはイギリス政府が提供した写真だが、ネット上では“秋篠宮ご夫妻に対して失礼では?”と疑問視する声が。
《招待した人に、ポケットに手を突っ込んだまま挨拶をするのはお行儀が悪いですね。秋篠宮夫妻は素晴らしいですね》
《紀子さまと会話の際に、国王がポケットに手を入れているように見えますが、英国ではこれが普通なんですか?》
《秋篠宮夫妻が チャールズ国王と対面した時に 国王が、ポケットに手を入れていたのはビックリ 塩対応としか思えないけど これが天皇皇后両殿下だったら どうだったのかな? なんてことを思ってしまった》
「チャールズ国王は秋篠宮さまと挨拶する際に、右手で握手しながら左手を胸に当てて敬意を表していました。秋篠宮ご夫妻は直接祝意をお伝えし、天皇皇后両陛下からのお祝いも伝えられました。国王がポケットに手を入れる仕草は、以前から公の場で何度も見られています。この写真の場面は、秋篠宮ご夫妻が国王とご交流されたシーンのほんの一部のことでしょう」(前出・皇室担当記者)
そのため、チャールズ国王をよく知るユーザーからは、“単なる癖”だと指摘する声も上がっている。
《チャールズ国王はポケットに手を入れるのが癖のようでこれで塩対応にはならないと思います》
《ポケットに手はチャールズ国王の癖で他の方にも同じです。 皇嗣殿下妃殿下は精力的に色々な方と会ってらっしゃって皇室外交をこなされていますね》
《チャールズが左手をポケットに入れたまま紀子と話をしてるので、存在を軽く見られたという評論がある様ですが、あれはチャールズの癖ではないかと》
レセプションでは20カ国の王族と交流されたという秋篠宮ご夫妻。英王室を祝福されるお気持ちは、しっかりと伝わっているはずだ。