チャールズ国王の戴冠式に参列された秋篠宮ご夫妻が、7日夜にイギリスから帰国された。今回のご訪問は2泊4日で、戴冠式に先立って5日に開催されたバッキンガム宮殿でのレセプションにも出席された。
「秋篠宮ご夫妻はチャールズ国王に直接祝意をお伝えし、約20カ国の王族とも言葉を交わされました。宮内庁御用掛を務める竹歳誠氏によると、これだけ短期間で多くの王族と接したのはご夫妻にとって初めての経験だといいます。秋篠宮さまは天皇陛下を支える皇嗣として、国際交流の役割を立派に果たされました」(皇室担当記者)
戴冠式が執り行われた6日、滞在先のホテルを出発された秋篠宮ご夫妻。秋篠宮さまはホテル前に集まった人々に向けて笑顔で手をあげられ、続いて出てこられた紀子さまも頭を下げられていた。
そんななか、注目を集めているのは紀子さまの装いだ。秋篠宮さまの黒いモーニング姿に対して、紀子さまがお召しになられていたのは薄桜色の着物だった。
「紀子さまは松竹梅が描かれた華やかな訪問着を着用され、円満や調和といった縁起の良い意味を持つ『七宝文様』の帯を合わせていらっしゃいました。紀子さまといえば18年10月にオランダを訪問された際も、ハーグで開催された『肺の健康世界会議』の開会式に和装で出席されました」(前出・皇室担当記者)
そうした紀子さまの麗しいお姿に、ネット上では感激の声が続出している。
《紀子様、本当にお美しい》
《何度みてもため息のでるお着物ですわね…本当にすごい》
《なんというか…言葉に出来ないくらい素敵だなぁと思う。品の塊。実際お姿を拝した日には聖なるオーラで滅されそう》
《テレビで拝見したけど、お着物の色調は決して派手ではないのに、周りの洋装の列席者の中で1番気品に溢れてらして素敵だった》
戴冠式では待ち時間に参列者と和やかに懇談され、各国の皇太子が集まるブロックの最前列に着席された秋篠宮ご夫妻。限られたわずかな時間でも、十分に存在感を発揮されたことだろう。