9月20日、天皇ご一家が「第70回日本伝統工芸展」が開催されている都内の百貨店をご訪問。ご一家の案内役として、「日本工芸会」の総裁を務める秋篠宮家の次女・佳子さまが出迎えられた。
その際に垣間見えた、“微笑ましい光景”が話題を呼んでいる。
「この展覧会をご一家で鑑賞されるのは、初めてのことです。愛子さまは佳子さまに『よろしくお願いします』と挨拶されると、互いに微笑み合われるなど和やかな雰囲気に。ご一家は佳子さまとともに、作品をご覧になられました。佳子さまが愛子さまに作品の技法をご説明される場面もあり、愛子さまは感激されていたそうです」(皇室担当記者)
注目を集めたのは、佳子さまが総裁賞に選ばれた漆塗りの箱をご覧になった時だった。
「陛下は専門家の解説を聞き終えると、作品を選ばれた佳子さまに『何かありますか、佳子ちゃん』と“ちゃん付け”で尋ねられたのです。雅子さまも『どのような感想を?』と声をかけられ、佳子さまは丁寧にご説明されていたそうです」(前出・皇室担当記者)
陛下の「佳子ちゃん」呼びは、今回が初めてではなかった。皇太子時代の’13年に、53歳の誕生日会見で次のように語られていた。
「秋篠宮家とは、さまざまな機会にご一緒し、子どもたちで楽しく過ごすことがあります。愛子はそうした機会などに、佳子ちゃんや悠仁ちゃんとご一緒し、楽しくお話をしているようです」
昨年11月には愛子さまと佳子さまが、皇居内にある宮内庁楽部の秋季雅楽演奏会を鑑賞されたことも話題に。従姉妹同士初めてのお出ましとなり、“紅白コーデ”も注目を集めた。そんなお二人は、かねて「まるで姉妹のよう」と言われてきたという。
「以前お住まいだった東宮御所を’08年に改修していた際、天皇ご一家は秋篠宮邸とお庭を挟んでお隣に住まわれていました。愛子さまにとって佳子さまはもっとも年の近い女性皇族であり、“隣りのお姉さま”といった感覚なのかもしれません。
佳子さまは中等科のころまでフィギュアスケートを習われていましたし、愛子さまもスケートがお好きです。もともと愛子さまがスケートを始められたのは、佳子さまの影響だったそうです。これまでも親戚同士で集まる機会はありましたし、陛下にとっても佳子さまは“気心の知れた姪っ子”なのでしょう」(前出・皇室担当記者)
陛下が佳子さまを“ちゃん付け”で呼ばれたことに、ネットでは感激の声が広がっている。
《新鮮ですね》
《なんと微笑ましい》
《陛下は「佳子ちゃん」て呼ぶのか…とちょっとほっこりした》
《佳子さまを「佳子ちゃん」と声かけされる天皇陛下。なんて親しみやすい陛下さまなんだろ。見るからに優しそうな方だもんね。皇后さまも愛子さまも品位がある》