穏やかな佇まいで、常に国民にお心をお寄せになっている天皇陛下。2月23日、64歳の誕生日をお迎えに。今年は能登半島地震により、例年1月2日に催されている新年の一般参賀をお取りやめになる始まりとなった。陛下は雅子さまとともに心配される日々をお過ごしに違いない。そうしたなか23日には、皇居で一般参賀が行われるという。
お誕生日を前に、ご家族、そして国民に愛される心優しい陛下の64年間をアルバムにして振り返りたい。
【0歳・美智子さまに抱かれて】
’60年7月、栃木県の那須高原で美智子さまに抱っこされる生後約5ヶ月の天皇陛下。美智子さまは母乳で陛下をお育てになった。
【3歳・お誕生日写真は上皇陛下と腕相撲】
’64年2月、上皇陛下と腕相撲される、もうすぐ4歳の天皇陛下。上皇ご夫妻の愛情に包まれ、幼いころから優しいお心をお持ちだった。
【34歳・雅子さまから“相合い傘”を】
’94 年4月、奈良県で開催の「みどりの愛護」のつどい。雅子さまの紺色の小物と陛下のネクタイでリンクコーデをされ、珍しい相合い傘を。
【38歳・陛下の髪の毛にチョウが…】
’98年8月、雅子さま、そして陛下の髪にチョウが止まった石川県ふれあい昆虫館の名場面。昨年、25年ぶりにお二人で石川県をご訪問。
【42歳・頰に触れられはじける笑顔に】
’02年8月、那須御用邸に近い沼ッ原湿原へ。この日、陛下は愛子さまを背負子に乗せ、後ろから雅子さまがあやしながら散策された。
【46歳・雨の中、手をつなぎ幼稚園へ】
’06年6月、学習院幼稚園の父親参観は雨模様。傘をさし愛子さまと手をつながれて登園。愛子さまの腕には雅子さま手作りのバッグが。
【58歳・貝殻を手に一家団らん】
’18年8月、静岡県の須崎御用邸でご静養。皇族方が海水浴される御用邸下のプライベートビーチ・三井浜で貝殻を拾われながらご散策。
【63歳・陛下のご趣味もお三方で楽しまれて】
陛下が中学生時代からお好きだったのが盆栽。2月16日、お誕生日前に東京都美術館の「第98回国風盆栽展」をご一家でご鑑賞。