佳子さま「結婚して皇室離脱」計画が大ピンチ…皇室典範改正の動きが急加速中
画像を見る 佳子さま29歳のお誕生日写真(写真提供:宮内庁)

 

■佳子さまの離脱は既定路線だったが…

 

林官房長官の説明のように、政府や自民党の動きに野党も歩調を合わせつつあるのだ。女性宮家創設を主張し続けていた立憲民主党最高顧問の野田佳彦元首相は、インタビューで次のように語っている。

 

《(女性宮家創設を実現するためには)男系派が支持する「旧皇族(旧宮家)男子の皇籍復帰」案をあえて残すことも必要だと考えるようになりました。(中略)両方の道があれば、「女性宮家があるから、こういう選択肢が考えられる」「旧皇族の男性もいる」といった余裕も出てくる》(『文藝春秋』4月号)

 

高森さんは3カ月後には改正案が可決される可能性を指摘する。

 

「すでに立憲民主党は論点整理を終えており、各党も3月中をめどに論点のとりまとめを終えます。4~5月には各政党各会派の意見が調整され、6月23日まで開かれる予定の通常国会の会期中に決着すると思われます。

 

皇室典範第十二条(皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる)の改正についての反対意見はほとんどありません。女性宮家の創設、結婚相手やその子を皇族にするのかという点などが議論されていくでしょう」

 

だが佳子さまは、30歳で結婚した姉・眞子さんと同じような、結婚による“皇室離脱”を目指してきたとされる。

 

宮内庁関係者はこう言う。

 

「成年皇族になられての会見で、両陛下に向けて《「これからも長く一緒に時間を過ごせますように」という言葉も添えたいと思います》などと話されていた愛子さまは、結婚後も皇室に残れることをお喜びになるのではないでしょうか。また三笠宮家の彬子さまも新聞のインタビューで《女性宮家創設はお相手の方の将来にも関わってくる問題ですので、決めるのであれば早く決めていただきたい》とお話しになっていました。

 

しかし30歳での結婚を目指してきたと報じられている佳子さまは複雑なご心境なのではないかと思います」

 

秋篠宮さまも改修後の秋篠宮邸に佳子さまの部屋を設けなかった理由について、「いずれはこの家から出ていくであろう娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄」と、語られていたこともある。

 

「改正案可決まで、最短であと3カ月。そのタイムリミットまでにご結婚を決めて発表するのは、かなり難しいと思われます。また可決後に、ご結婚を発表し、皇室離脱を表明しても物議を醸す可能性が高いでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 

思いがけず急加速する皇室典範改正の動きに、佳子さまは焦慮を深められるばかりなのか。

 

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