雅子さま 英国訪問で進む闘病中のキャサリン妃とのご面会計画…重ねられる「適応障害でバッシングの過去」
画像を見る 1975年に来日したエリザベス女王。三重県ではミキモト真珠島を訪問した(写真:時事通信)

 

■皇室の国際親善では贈り物の交換を

 

もし対面でのお見舞いがかなわなくとも、キャサリン妃に激励のメッセージを伝える機会はある。

 

「25日、バッキンガム宮殿で開催される国王主催の午餐会、そして国王夫妻主催の晩餐会には、ウィリアム皇太子も出席します。

 

皇太子が’15年に来日した際、東宮御所で両陛下が接遇されています。皇太子にキャサリン妃への激励のメッセージを託すことは間違いありません。またメッセージ以外にも、贈り物をすることもできます」(前出・皇室担当記者)

 

皇室の国際親善においては、贈り物を交換するのが決まりになっている。宮内庁関係者によれば、

 

「たとえば’91年にオランダのベアトリクス女王が国賓として来日した際、女王はお土産として上皇ご夫妻にガラス器を贈り、上皇ご夫妻は女王に蒔絵宝石箱を贈られています。

 

皇室からは有田焼などの磁器や、漆器や銀器などの伝統工芸品を贈ることが多いようですが、今回、両陛下がキャサリン妃へ贈られるのではないかとささやかれているのが真珠なのです」 真珠は日英友好の象徴ともいえるアイテムとされる。

 

「’75年にエリザベス女王が来日したとき、三重県で養殖真珠の加工の様子などを視察しています。その際に日本政府が贈ったのが真珠でした。この真珠は英国で4連のネックレスにデザインされ、女王が長年愛用し続けたのです。

 

その後、ネックレスはキャサリン妃が受け継ぎ、’22年のエリザベス女王の国葬で着用していたことが話題を集めました」(前出・宮内庁関係者)

 

そして雅子さまにとっても、真珠は思い入れのある宝石だ。

 

「’93年1月19日のご婚約会見に、雅子さまは大粒の真珠のネックレスを着けて臨まれました。このネックレスは、母・小和田優美子さんが会見前日に、東京・有楽町の真珠専門店で購入したものでした。

 

優美子さん自身も結婚するときに、母・江頭寿々子さんから嫁入り道具として真珠を贈られています。雅子さまのご実家では代々、節目を迎える大切な相手に真珠を贈り続けてきたのです」(小和田家の知人)

 

真珠の石言葉は健康・富・長寿。貝の中で守られて育つため、持ち主を守護する力が強いという。

 

キャサリン妃に贈られる、雅子さまの回復の祈りが込められた真珠。皇室と英王室の友情は真珠のネックレスのように連なり、輝き続けていくことだろう。

 

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