佳子さま OL4年目でご通勤姿が初目撃の陰で…勤務先がスタイリッシュなビルに移転していた
画像を見る 手話の普及にも貢献されている佳子さま /(C)JMPA

 

■移転の理由について、全日本ろうあ連盟に聞いた

 

もともと全日本ろうあ連盟の本部事務所は、新宿区内のビルにあった。『FRIDAY』の記事では“古びたビル”と表現されていたが、登記謄本によれば築49年。

 

ビルの関係者はこう話す。

 

「これまで佳子さまをお見かけしたことはありませんでした。全日本ろうあ連盟の事務所は、書類が雑然と積まれていたりと、“昭和のオフィス”といった雰囲気でした。それが内親王のご就職先と聞いて、少し驚いた記憶はあります」

 

佳子さまがご出勤を控えられてきた理由の一つには、警護の問題もあったようだ。

 

愛子さまは港区の日本赤十字社(以下、日赤)に出社していますが、お車で通勤し、ビルの地下駐車場に入られます。

 

側衛官と呼ばれる皇宮護衛官のなかで選抜されたSPが男女1名ずつ、愛子さまのおそばで常に警護にあたっています。さらにご出社時とご退社時には、所轄の警察署からも警察官が出動しています」(前出・皇室担当記者)

 

もちろん佳子さまのお出かけの際にも側衛官が警護にあたる。

 

「ただ、全日本ろうあ連盟のビルには佳子さまが乗られているお車が駐車できるスペースもなく、側衛官が待機できるような場所もなかったようです。いわば警護しにくい環境であり、もしかしたら佳子さまは長期間のご勤務を想定されていなかったのかもしれません」(前出・皇室担当記者)

 

だが実際には、佳子さまはすでに“OL4年目”となり、ついにご出勤も確認された。そのご心境の変化について、前出の宮内庁関係者はこう話す。

 

「やはり愛子さまのご就職の影響が大きかったと思われます。愛子さまは平日はほぼ毎日出勤し、週末にご公務に臨まれており、称賛を集めています。就職希望者が増えているという報道もあり、新入社員ながら日赤へ多大な貢献をされています。

 

佳子さまも、テレワークだけではなく、“OL”としてのご勤務実態を明らかにすることで、よりろうあ連盟へ貢献したいと、お考えなのでしょう」

 

内親王のご勤務スタイルの変更と同時に、全日本ろうあ連盟の本部事務所の移転も決まっていた。7月8日から、冒頭のスタイリッシュなビルでの業務がスタートしたのだ。

 

移転先のビルには地下駐車場もあり、事務所のスペースも広くなり、警護の面でも条件が向上しているようだ。

 

「築30年以上ですが、リフォームもされており、水回り設備もいいようです。ビルの入居募集の文言では、“女性社員がいらっしゃるお客様にはおすすめ”と宣伝されていました」(地元の不動産業者)

 

全日本ろうあ連盟に移転の理由について聞くと、

 

「連盟は50年間、このビルで活動していましたが、ビルのオーナーさんとの話し合いのうえで移転することになりました。佳子さまのご勤務との関係ですか? そのこととは関係ありません」

 

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。

 

「非常勤嘱託職員とはいえ、オフィスにほとんど出勤されないのは、けっしていいイメージにはなりません。そうしたイメージを払拭されたいというお気持ちもあるのだと思います。

 

ただ、もしオフィスの環境がこれまで出勤されていなかった理由であれば残念なことです。仮に佳子さまのために、全日本ろうあ連盟が移転を決めたのであれば、“内親王ゆえの特別待遇”と見なされてしまう懸念はあるでしょう」

 

新たなご職場で、“OL・佳子さま”の新章が始まる。

 

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