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7月18日、宮内庁の西村泰彦長官は定例記者会見で、今年9月に18歳のお誕生日を迎えられる悠仁さまが、「成年式」を終えられるまでは新年祝賀の儀や一般参賀などの宮中行事に参列されない見通しであることを明らかにした。西村長官は、「(宮中行事などは)皇室の重要儀式である成年式を終えられたのちに参列されるのが適当」との認識を示した。そのほかのご公務については学業に支障のない範囲で検討されていくほか、園遊会など宮中行事以外の行事に関しては、成年式前のご出席の可能性もあるという。

 

悠仁さまの成年式は、学業に専念されることを理由に、筑波大学附属高校をご卒業後の実施予定となっている。以前より男性皇族が成年を迎えられる際には、皇室行事である成年式と大勲位菊花大綬章の授与が同じ時期に行われてきたが、悠仁さまのケースにおいても、勲章の授与が同時期になる見込みであることもわかった。

 

皇室での成年式は1985年の秋篠宮さま以来。この成年式の起源は、奈良時代・聖武天皇の時代までさかのぼる。成年式当日は、天皇陛下から贈られた成年を象徴する冠を受け取られる「冠を賜うの儀」、冠を被られ、天皇皇后両陛下、ご両親の前で感謝の言葉を述べられる「加冠の儀」、成年になられて初めて天皇皇后両陛下にお目にかかる「朝見の儀」が行われる。これまでも一連の行事に合わせ、天皇陛下から大勲位菊花大綬章が贈られてきた。秋篠宮さまは「加冠の儀」で、「成年式を挙げていただき、深く感謝申し上げます。20年間にわたり賜りました御恩にお報いすべく、これからは成年皇族として、そのつとめを果たしてまいる所存でございます」と述べられている。

 

「悠仁さまの成年式にあたっては、天皇陛下から授けられる冠の制作費257万円8000円が宮内庁の予算に計上されています。当日の装束については、秋篠宮さまが成年式で着用されたものを使われるそうです」(皇室担当記者)

 

22年4月の民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられてから初めて行われる皇室の成年式で、悠仁さまはどんなお言葉を述べられるのか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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