「8月30日、宮内庁が来年度の予算の概算要求を発表し、皇室行事で着用される愛子さまのティアラ、ネックレスを新調する予算は計上されませんでした。
天皇陛下と雅子さま、そして愛子さまは、物価高のために多くの国民が苦しんでいることを憂慮されており、ティアラ新調を見送ることを決められたのです。
そのいっぽうで、三笠宮家の信子さまのお住まいの改修工事に、2年間で約13億円も費やされることが明らかになり、宮内庁内でも驚きの声が上がっています」
そう語るのは皇室担当記者。
信子さまは、夫・寬仁親王が薨去する前から、旧宮内庁長官公邸で生活されているのだ。 宮内庁関係者はこう話す。
「’04年春に信子さまは更年期障害や胃潰瘍と診断され、同年7月から軽井沢の実姉の別荘で、療養生活を送られました。2年後に寬仁親王邸に戻られた後も入退院を繰り返され、結局’09年秋から旧宮内庁長官公邸で生活されることになったのです。
“寬仁親王邸にお戻りになると、ストレス性ぜんそくが再発される恐れがある”という医師の見解も発表されましたが、夫婦仲の悪化による別居にほかなりませんでした」
今回明らかになったのは、信子さまが旧宮内庁長官公邸だけではなく、隣接する旧侍従長公邸まで使用されていたことだ。
「“事務棟”として使用されているとのことですが、ほとんどの宮内庁職員もその事実は知らなかったのです。2つの建物の間に渡り廊下を造ったり、段差を解消したり、エレベーターを設置するなどバリアフリー化を進めるそうです。
信子さまは寬仁さまが薨去した後も、宮邸にはお戻りになりませんでした。それは彬子さまと瑶子さま、二人のお嬢さまとの間に深刻な確執が生じていたからです。しかし皇族とはいえ、“母娘が不仲で一緒に住めないから、別居宅の改修に13億円の税金を投入する”という事態に、理解を示す国民がどれほどいるでしょうか。雅子さまも宮家の状況に深く悩まれていると伺っています」(前出・宮内庁関係者)