■20年前の40周年には上皇ご夫妻がご訪問
“天皇や皇族はどうあるべきなのか”、常に自身に問いかけるご姿勢の継承は両陛下と愛子さまの、この数年の課題だったともいえる。
神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは次のように話す。
「天皇陛下は長年、歴代天皇のご事蹟(事業や功績)を学ばれてきました。’24年には『後宇多天皇ご事蹟』『平城天皇ご事蹟』『懿德天皇ご事蹟』と、それぞれご進講を受けられましたが、そこに愛子さまも陪席されていたのです。
天皇の直系の皇女として、歴代天皇について学んでほしいという天皇陛下のお気持ちと、受け継いでいきたいという愛子さまのお気持ちが合致していたのだと思います」
そして愛子さまの2回目となる海外公式訪問について報じられたのは、ご一家の世界獣医師会大会ご臨席の直後だった。
「今年11月を軸に、シンガポールを公式訪問される方向で検討が進められていることを、複数のメディアが報じました。
今年は日本とシンガポールとの外交関係樹立60周年の節目にあたります。大統領への表敬訪問や、公式行事への出席などが検討されているそうです」(前出・皇室担当記者)
愛子さまは昨年5月に大阪・関西万博の会場を訪問された際、シンガポール館も視察されている。このパビリオンでは自然と都市生活をテーマにした切り紙のアートや、未来の同国をイメージした映像作品などを鑑賞された。
シンガポールは金融、物流面で世界経済をリードする国の一つであり、日本企業がASEAN(東南アジア諸国連合)やアジア太平洋市場へ展開するための拠点としても機能している。
日本にとっても重要な経済・外交パートナーの一つだが、皇室の方々が公式訪問されるのは20年ぶりとなる。
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